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「バットで真の違いを生み出せる」大谷翔平を獲得したいチームを海外メディアが予想!「指名打者・オオタニ」を必要とするのは4球団だ

THE DIGEST編集部

2023.09.21

2023年シーズンは打者として打率.304、44本塁打、95打点を記録した大谷。

2023年シーズンは打者として打率.304、44本塁打、95打点を記録した大谷。

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地9月19日に、自身二度目となる右肘の手術を受けた。これで投手としての登板は2025年まで待たなければならず、来季は打者に専念するシーズンになると報じられている。

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 大谷は今季、メジャーで初の打率3割を記録(.304)して本塁打も40本を超えるなど、球界屈指の打者であることを証明。今オフのFAで他球団への移籍も有力視されているなか、米スポーツサイト『FANSIDEDE』のスペイン版は、「来季、指名打者としてオオタニを必要とする4球団」というトピックを配信して「打者・大谷」を獲得すべき球団名を並べた。

 同メディアは「(有力な)指名打者を持たないチームが4球団ある」として、「理想的な移籍先」にロサンゼルス・ドジャース、ニューヨーク勢のヤンキースとメッツ、そしてサンディエゴ・パドレスの名前を挙げた。

 ドジャースについては、今季DHで起用されたJD.マルティネスがFAになるため、「球団は35歳のスラッガーと再契約する気はないようだ。最良の選択肢はオオタニであり、ロサンゼルスには彼に投資する資金がある」と綴っている。
 
 続けて、ヤンキースについては「2023年の最大の問題は打線」と評しており、「ジャンカルロ・スタントンは打率.190と期待外れの成績だった」など、今季の打撃陣全体の低調な成績を指摘した。

 メッツは、主に指名打者で出場しているダニエル・ボーゲルバックのパフォーマンスを「期待に応えている」と称えながらも、チームを再浮上させるには「バットで真の違いを生み出せるオオタニのような選手と契約しなければならない」と論じた。

 もうひとつ、「大谷を必要」としているのがパドレスだ。「パドレスはワールドシリーズで勝てる力を持っており、とくに指名打者を切実に必要としている。彼らにはオオタニに支払う資金力もある」と記し、「今シーズンは、ベテランのマット・カーペンターとゲーリー・サンチェスが指名打者の役割を担っているが、このふたりを合わせても80打点に満たない」と指摘した。

 手術を行なった大谷は来季、打者のみでのプレーとなる。マウンドに登ることはなくとも、その打力を求める球団は後を絶たないはずだ。

構成●THE DIGEST編集部

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