今年5月に鈴木康平とのトレードで巨人から移籍してきた廣岡大志が、初の日本シリーズの大舞台で躍動した。
29日に行われた第2戦、オリックスは初戦とはオーダーを入れ替え、西野真弘と廣岡をスタメンで起用。西野が先制タイムリーを放つと、廣岡も2安打1打点と勝利に貢献した。
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廣岡にとって大阪は地元。実家はコロッケが美味しいことで有名な精肉店を営んでいる。今季は44試合に出場、打率は.200とまだ本来の力は発揮できていないが、得点圏は.304、出塁率は.294と決して低くはない。一軍と二軍の行き来をしながらも中嶋監督は廣岡を使い続けていただけに、この日の活躍はうれしかったはずだ(もっとも、監督は「言うわけないじゃん」とはぐらかしていたが)。
練習中に告げられたというスタメン起用を喜んだ廣岡だが「常に準備して、別に慌てることなく(打席に)入れました。(初戦の大敗を受けて)多分チーム的にもすごい切り替えてれたと思うので、別に初戦を引きずってるとかはなしで、しっかり全員で向かっていけたんじゃないかなと思います」と、日本シリーズの大舞台でもしっかりプロ意識を発揮。初の日本シリーズ出場は、廣岡の野球人生にとって大きな一歩になっただろう。
オリックスでは外野でも出場するなど、一軍で生き残るために「やれることは何でもやる」という姿勢が報われてきている。今後も”シリーズ男”としての活躍に期待したい。
取材・文⚫︎THE DIGEST編集部
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練習中に告げられたというスタメン起用を喜んだ廣岡だが「常に準備して、別に慌てることなく(打席に)入れました。(初戦の大敗を受けて)多分チーム的にもすごい切り替えてれたと思うので、別に初戦を引きずってるとかはなしで、しっかり全員で向かっていけたんじゃないかなと思います」と、日本シリーズの大舞台でもしっかりプロ意識を発揮。初の日本シリーズ出場は、廣岡の野球人生にとって大きな一歩になっただろう。
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