米メディア『NBC Sports』は現地10月28日、サンフランシスコ・ジャイアンツがロサンゼルス・エンジェルスのマイク・トラウトをトレードで獲得する“現実的なパッケージ”を提案した。
【動画】大谷翔平とトラウトの“二者連続アーチ”をチェック!
同メディアは「ジャイアンツがオフシーズンに注目を浴びたいのであれば、エンジェルスのスター選手に目を向けるべき」として、「球団は二刀流のショウヘイ・オオタニを追いかけると見られているが、エンジェルスにはもうひとりのスターがいる」とトラウトの存在を挙げた。
トラウトの退団については、9月に『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者が「トレードに前向き」と報じて話題となり、トレードの可能性を問われたトラウト本人が「考えてはいないが、将来についてフロントオフィスと話をしたい」と含みのあるニュアンスのコメントを残したため、今冬の退団説がにわかにささやかれている。
そんな状況で現地25日、米スポーツメディア『Bleacher Report』のジョエル・ロイター記者がトラウトを巡るエンジェルスとジャイアンツのトレード案を公表。そのパッケージ内容は、32歳のトラウトに対して、22歳のカイル・ハリソン投手、24歳のカーソン・シーモア投手、32歳のミッチ・ハニガー外野手の3選手をエンジェルスに譲渡するものだった。
ただ、『NBC Sports』はこのトレード案が実行されることは「ほぼない」として、次のような“現実的なパッケージ案”を掲載。それはジャイアンツのハリソン投手、23歳のメイソン・ブラック投手、24歳のケイシー・シュミット内野手の3人と、トラウトを交換するものだ。「ハリソン、ブラックは即戦力投手で、シュミットは三塁手を任せられる」と理由を説明している。
トラウトはエンジェルスと2030年シーズンまで2億4800万ドル(約370億円)の契約が残っている。そんな大物のトレードは、2017年シーズンにナ・リーグMVPに輝いたジャンカルロ・スタントンが、そのオフにマイアミ・マーリンズからニューヨーク・ヤンキースにトレードされたケースに似ているとも記した。
「スタントンもトラウトと同様にノートレード条項を持っていて、2億ドル(約300億円)以上の契約が残っていた。結果的にヤンキースは契約の大部分を引き受け、マリナーズはひとりの主力と2人の若手を手にした」
トラウトとスタントンのケースに共通しているのは、MVP級スター選手の超高額な契約が球団の重荷になっていることだ。エンジェルスはトラウトのほかにも、アンソニー・レンドーンと7年総額2億4500万ドル(約366億円)という「悲惨な契約」を結んでいるため、記事では「今冬にエンジェルスはできる限り給与総額の削減に動く可能性が高い」としている。
「エンジェルスは給与総額を削減しながら将来のある若手を迎え、一方のジャイアンツは長年探し求めてきたスターを手にする」。『NBC Sports』はこのように記事をまとめているが、はたしてこの予想は当たるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】王貞治氏がホームラン王・大谷翔平の打撃力を解説!「頭が残って、手が振れて、ヘッドが走る。だからあの飛距離が可能なんだと思います」
【関連記事】「5億ドルが基準」の“オオタニ争奪戦”、米人気コラムニストが最新勢力図を予測! トップ3に挙げた球団は?
【関連記事】「今の彼はどの球団でも行く」エ軍前監督ジョー・マッドン氏が大谷翔平の去就に言及。専門メディアは師弟関係を回想「二刀流の可能性を倍増させた」
【動画】大谷翔平とトラウトの“二者連続アーチ”をチェック!
同メディアは「ジャイアンツがオフシーズンに注目を浴びたいのであれば、エンジェルスのスター選手に目を向けるべき」として、「球団は二刀流のショウヘイ・オオタニを追いかけると見られているが、エンジェルスにはもうひとりのスターがいる」とトラウトの存在を挙げた。
トラウトの退団については、9月に『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者が「トレードに前向き」と報じて話題となり、トレードの可能性を問われたトラウト本人が「考えてはいないが、将来についてフロントオフィスと話をしたい」と含みのあるニュアンスのコメントを残したため、今冬の退団説がにわかにささやかれている。
そんな状況で現地25日、米スポーツメディア『Bleacher Report』のジョエル・ロイター記者がトラウトを巡るエンジェルスとジャイアンツのトレード案を公表。そのパッケージ内容は、32歳のトラウトに対して、22歳のカイル・ハリソン投手、24歳のカーソン・シーモア投手、32歳のミッチ・ハニガー外野手の3選手をエンジェルスに譲渡するものだった。
ただ、『NBC Sports』はこのトレード案が実行されることは「ほぼない」として、次のような“現実的なパッケージ案”を掲載。それはジャイアンツのハリソン投手、23歳のメイソン・ブラック投手、24歳のケイシー・シュミット内野手の3人と、トラウトを交換するものだ。「ハリソン、ブラックは即戦力投手で、シュミットは三塁手を任せられる」と理由を説明している。
トラウトはエンジェルスと2030年シーズンまで2億4800万ドル(約370億円)の契約が残っている。そんな大物のトレードは、2017年シーズンにナ・リーグMVPに輝いたジャンカルロ・スタントンが、そのオフにマイアミ・マーリンズからニューヨーク・ヤンキースにトレードされたケースに似ているとも記した。
「スタントンもトラウトと同様にノートレード条項を持っていて、2億ドル(約300億円)以上の契約が残っていた。結果的にヤンキースは契約の大部分を引き受け、マリナーズはひとりの主力と2人の若手を手にした」
トラウトとスタントンのケースに共通しているのは、MVP級スター選手の超高額な契約が球団の重荷になっていることだ。エンジェルスはトラウトのほかにも、アンソニー・レンドーンと7年総額2億4500万ドル(約366億円)という「悲惨な契約」を結んでいるため、記事では「今冬にエンジェルスはできる限り給与総額の削減に動く可能性が高い」としている。
「エンジェルスは給与総額を削減しながら将来のある若手を迎え、一方のジャイアンツは長年探し求めてきたスターを手にする」。『NBC Sports』はこのように記事をまとめているが、はたしてこの予想は当たるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】王貞治氏がホームラン王・大谷翔平の打撃力を解説!「頭が残って、手が振れて、ヘッドが走る。だからあの飛距離が可能なんだと思います」
【関連記事】「5億ドルが基準」の“オオタニ争奪戦”、米人気コラムニストが最新勢力図を予測! トップ3に挙げた球団は?
【関連記事】「今の彼はどの球団でも行く」エ軍前監督ジョー・マッドン氏が大谷翔平の去就に言及。専門メディアは師弟関係を回想「二刀流の可能性を倍増させた」
関連記事
- 「トラウトは退団を望んでいない」「レンドーンとともに2人の健康が成功の鍵になる」エンジェルス専門メディアが来季を展望
- 「最高にクールな瞬間だ」米記者がWBC史に残る“ガチンコ勝負”大谷翔平vsトラウトに再脚光!「今でも鳥肌が立つ」と熱弁止まらず
- 「エンジェルス退団を望むなら...」去就注目のトラウト、米記者が移籍先2球団を推測。ヤ軍スラッガーとトレードの可能性も指摘
- トラウトがエンジェルス退団も?「トレードを希望した場合、球団は認める意向を示した」米記者が可能性示唆→米メディアが一斉報道
- エ軍“勝てない現実”に米メディアがトラウトの移籍を提言! 大谷翔平と共に他球団でPO出場を目指すべきと主張「夢は叶わないままだ」