2019総括と平行して、全12球団の主力選手の一年を5段階(A~E)の通信簿形式で振り返っていく。成績だけでなく各選手の期待値込みで採点しているので、みなさんも想像しながら読み進めてほしい。
※A=よくできました、B=まずまずです、C=可もなく不可もなく、D=がんばりましょう、E=もっとがんばりましょう
◆ ◆ ◆
【投手】
●大瀬良大地
[試合]26 [勝敗]11-9 [防御率]3.53
[投球回]173.1 [奪三振]136
評価:まずまずです(B)
開幕戦で菅野智之(巨人)に投げ勝つなどシーズン序盤こそ好調だったが、6月以降は防御率4.67と失速。それでも、トータルでは11勝、防御率3.53と最低限の役割は果たした。
★投のMVP★
●ジョンソン
[試合]27 [勝敗]11-8 [防御率]2.59
[投球回]156.2 [奪三振]132
評価:よくできました(A)
開幕時は低調な出来だったものの、5月以降は防御率1.91と安定した投球を披露。大瀬良と二枚看板を形成し、0.01差で惜しくも最優秀防御率は逃したが、最後まで大野雄大(中日)らとタイトルを争った。
●床田寛樹
[試合]25 [勝敗]7-6 [防御率]2.96
[投球回]139.2 [奪三振]101
評価:よくできました(A)
トミー・ジョン手術明けながら、初めてフルシーズン稼働した今季は和製左腕の台頭を予感させた。援護に恵まれない試合も多かったが、カット系の速球を武器に好投。規定投球回クリアも目前だった。
●九里亜蓮
[試合]27 [勝敗]8-8 [防御率]3.51
[投球回]118.0 [奪三振]96
評価:よくできました(A)
今季もチーム事情に合わせて先発・リリーフどちらもこなす献身的な働き。速球の平均球速も向上し、防御率、K/BB、WHIPなどで自己ベストを更新したが、本人は「活躍できたと思っていない」と厳しい評価。
●野村祐輔
[試合]18 [勝敗]6-5 [防御率]4.06
[投球回]95.1 [奪三振]65
評価:可もなく不可もなく(C)
NPB屈指の技巧派は、故障以外では5年ぶりの二軍降格を経験するなどフルシーズン稼働できず、不本意な成績に終わった。それでもFA権を行使せず、新たに2年契約を結んだ。
●アドゥワ誠
[試合]19 [勝敗]3-5 [防御率]4.32
[投球回]91.2 [奪三振]52
評価:まずまずです(B)
今季から先発に転向し、独特のムービングボールを軸に3勝をマーク。母の日(5月12日)にはDeNA相手にプロ初完投勝利を収め、お立ち台で控えめに「お母さん、オレやったよ!」。
●フランスア
[試合]67 [勝敗]8-6 [セーブ]12
[防御率]2.76 [投球回]71.2 [奪三振]94
評価:まずまずです(B)
シーズン序盤はセットアップ、中盤以降は中崎に代わりクローザーとして大車輪の働き。ただ、前年からの疲労もあってか、防御率は1.66→2.76へと悪化。セーブ失敗も8度を数え、抑え適性には疑問符も。
●菊池保則
[試合]58 [勝敗]1-3 [ホールド]15
[防御率]2.80 [投球回]61.0 [奪三振]43
評価:よくできました(A)
開幕前にトレードで楽天から加入。開幕時の敗戦処理から好投を続け、シーズン終盤にはセットアップに定着。15ホールドを挙げるなど、楽天時代を通じても自己最高のシーズンを送った。
●中村恭平
[試合]43 [勝敗]0-1 [ホールド]12
[防御率]2.64 [投球回]44.1 [奪三振]58
評価:よくできました(A)
“眠れる獅子”が31歳にしてお目覚め。ウェイト・トレーニングによる肉体改造に成功すると、自己最速となる156kmをマークしただけでなく、縦割れのスライダーも猛威を振るい、K%(三振/対戦打者)は32.0%とドクターKとして台頭した。
●中崎翔太
[試合]36 [勝敗]3-3 [セーブ]9
[防御率]4.08 [投球回]35.1 [奪三振]23
評価:がんばりましょう(D)
勤続疲労ゆえか今季は球速低下が顕著で、シーズン途中にはクローザーから降格するなど苦しい一年。プロ入り初めて減俸も味わった。オフに右ヒザを手術したが、来季開幕には間に合う見通し。
※A=よくできました、B=まずまずです、C=可もなく不可もなく、D=がんばりましょう、E=もっとがんばりましょう
◆ ◆ ◆
【投手】
●大瀬良大地
[試合]26 [勝敗]11-9 [防御率]3.53
[投球回]173.1 [奪三振]136
評価:まずまずです(B)
開幕戦で菅野智之(巨人)に投げ勝つなどシーズン序盤こそ好調だったが、6月以降は防御率4.67と失速。それでも、トータルでは11勝、防御率3.53と最低限の役割は果たした。
★投のMVP★
●ジョンソン
[試合]27 [勝敗]11-8 [防御率]2.59
[投球回]156.2 [奪三振]132
評価:よくできました(A)
開幕時は低調な出来だったものの、5月以降は防御率1.91と安定した投球を披露。大瀬良と二枚看板を形成し、0.01差で惜しくも最優秀防御率は逃したが、最後まで大野雄大(中日)らとタイトルを争った。
●床田寛樹
[試合]25 [勝敗]7-6 [防御率]2.96
[投球回]139.2 [奪三振]101
評価:よくできました(A)
トミー・ジョン手術明けながら、初めてフルシーズン稼働した今季は和製左腕の台頭を予感させた。援護に恵まれない試合も多かったが、カット系の速球を武器に好投。規定投球回クリアも目前だった。
●九里亜蓮
[試合]27 [勝敗]8-8 [防御率]3.51
[投球回]118.0 [奪三振]96
評価:よくできました(A)
今季もチーム事情に合わせて先発・リリーフどちらもこなす献身的な働き。速球の平均球速も向上し、防御率、K/BB、WHIPなどで自己ベストを更新したが、本人は「活躍できたと思っていない」と厳しい評価。
●野村祐輔
[試合]18 [勝敗]6-5 [防御率]4.06
[投球回]95.1 [奪三振]65
評価:可もなく不可もなく(C)
NPB屈指の技巧派は、故障以外では5年ぶりの二軍降格を経験するなどフルシーズン稼働できず、不本意な成績に終わった。それでもFA権を行使せず、新たに2年契約を結んだ。
●アドゥワ誠
[試合]19 [勝敗]3-5 [防御率]4.32
[投球回]91.2 [奪三振]52
評価:まずまずです(B)
今季から先発に転向し、独特のムービングボールを軸に3勝をマーク。母の日(5月12日)にはDeNA相手にプロ初完投勝利を収め、お立ち台で控えめに「お母さん、オレやったよ!」。
●フランスア
[試合]67 [勝敗]8-6 [セーブ]12
[防御率]2.76 [投球回]71.2 [奪三振]94
評価:まずまずです(B)
シーズン序盤はセットアップ、中盤以降は中崎に代わりクローザーとして大車輪の働き。ただ、前年からの疲労もあってか、防御率は1.66→2.76へと悪化。セーブ失敗も8度を数え、抑え適性には疑問符も。
●菊池保則
[試合]58 [勝敗]1-3 [ホールド]15
[防御率]2.80 [投球回]61.0 [奪三振]43
評価:よくできました(A)
開幕前にトレードで楽天から加入。開幕時の敗戦処理から好投を続け、シーズン終盤にはセットアップに定着。15ホールドを挙げるなど、楽天時代を通じても自己最高のシーズンを送った。
●中村恭平
[試合]43 [勝敗]0-1 [ホールド]12
[防御率]2.64 [投球回]44.1 [奪三振]58
評価:よくできました(A)
“眠れる獅子”が31歳にしてお目覚め。ウェイト・トレーニングによる肉体改造に成功すると、自己最速となる156kmをマークしただけでなく、縦割れのスライダーも猛威を振るい、K%(三振/対戦打者)は32.0%とドクターKとして台頭した。
●中崎翔太
[試合]36 [勝敗]3-3 [セーブ]9
[防御率]4.08 [投球回]35.1 [奪三振]23
評価:がんばりましょう(D)
勤続疲労ゆえか今季は球速低下が顕著で、シーズン途中にはクローザーから降格するなど苦しい一年。プロ入り初めて減俸も味わった。オフに右ヒザを手術したが、来季開幕には間に合う見通し。