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「その噂がどこから来たのかわからない」カブス編成本部長が大谷争奪戦“脱落”の報道を否定「報告することは何もない」

THE DIGEST編集部

2023.12.06

大谷の移籍に関しては様々な噂が飛び交う。カブスもまだ諦めてはいないようだ。(C) Getty Images

 今オフ最大の目玉、ロサンゼルス・エンジェルスからフリーエージェント(FA)となった大谷翔平の争奪戦を巡り、現地の情報が錯綜としている。
 
 現地12月5日、米メディア『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者は、自身のXを更新。「オオタニを獲得するというシカゴ・カブスの楽観的な見方は現在、かなり弱まっており、ロサンゼルス・ドジャース、トロント・ブルージェイズ、エンジェルス、サンフランシスコ・ジャイアンツが最終候補に残っている」と報じた。

 しかし、この報道を受けて同日、開催中のMLBウインターミーティングに参加しているカブスのジェド・ホイヤー編成本部長は、「その噂がどこから来たのかわからない」とすぐさま反応を示し、「報告することは何もない」と否定したという。MLB公式サイトのカブス担当、ジョーダン・バスティアン記者が報じている。

 また、「他のFAと同じように、話し合いやミーティング、あるいはその場所について話すつもりはない」と続ければ、「我々は他と同様、口を閉じておくだけだ」とのコメント。記事内では、「通常、オフシーズンの噂話に反応しないホイヤー氏だが、火曜日夕方のウインターミーティングは例外のようだ」などと、記述されていた。

 現地4日にウインターミーティングが開幕し、ますます報道合戦が熱を帯びているが、はたして今後はどんな展開が見られるか。白熱した争奪戦の行方から、目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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