ロサンゼルス・ドジャースの恒例イベント、ドジャーフェストが２月１日にドジャー・スタジアムで開催されたが、サンディエゴ・パドレスに対して多くの批判や皮肉が飛び交ったと現地6日、米誌『Sports Illustrated』が報じた。

　同メディアによると、伝説的なドジャースの投手であり、現在はチームアナウンサーを務めるオーレル・ハーシュハイザー氏が、高額な年俸が長期的にどう影響するかについて議論した際「高額な年俸を支払っているチームが大失敗するのを見てきた。南部で同じことが起こるのを見た」と発言したことが、パドレスに対する痛烈な批判だと伝えられている。

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  　パドレスは主力選手に高額な年俸を支払っているにもかかわらず、ワールドシリーズで優勝したことがなく、現在はオーナー訴訟に直面しながら年俸を削減せざるを得ない状況であり、ハーシュハイザー氏の発言は、そのような状況を揶揄するものだと考えられている。

　また『Sports Illustrated』誌によると、ドジャースはプロモーションスケジュールでもパドレスを揶揄しているという。

　ディフェンディングチャンピオンであるドジャースは、6月のパドレスとのシリーズ中に、ドジャー・スタジアムで3つのプレゼント企画を予定している。6月16日には、パドレスでの2度目のサイ・ヤング賞受賞を記念して、ブレイク・スネルのボブルヘッド人形を配布し、翌日の夜には、ワールドシリーズのトロフィーのレプリカがファンに贈られる予定だという。

　さらに、シリーズ最終戦では、ドジャースは2024シーズンのワールドシリーズ優勝を祝うために、ゴールドジャージでフィールドに登場する予定であり、これらの企画も、パドレスにとっては皮肉なものだと考えられていると、同メディアは報じている。

構成●THE DIGEST編集部

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