トロント・ブルージェイズは、主砲ブラディミール・ゲレーロJr.との長期契約締結を目指し、交渉期限である春季トレーニング開始に向けて奔走している。ゲレーロJr.は2025年シーズン終了後にフリーエージェントとなる資格を得ており、球団としては彼を長期にわたってチームに留めたい考えだ。

【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介！ 貴重なショートカット時代も

　交渉は大詰めを迎えており、ゲレーロJr.は２月18日の春季トレーニング合流日以降は交渉を行なわない意向を示している。ブルージェイズのロス・アトキンスGMは「ゲレーロJr.を長くここに留めるために全力を尽くしてきた。我々の願いは強く、今後も諦めずに交渉を続ける。決して扉を閉めることはない」と懸命に交渉を続けていることを、現地13日に米放送局『ESPN』が報じた。
  　オールスターに4回選出されているゲレーロJr.は、昨シーズン打率.323、30本塁打、103打点という素晴らしい成績を収めている。ジョン・シュナイダー監督は「誰もがゲレーロJr.にここにいてほしいと願っている。交渉がまとまることを願っているし、彼には素晴らしいキャリアが待っている」と期待を寄せている。

　また、アトキンスGMは、ゲレーロJr.をトレードする意思はないことを明言。遊撃手のボー・ビシェットは「ゲレーロJr.は常にチームのことを第一に考えている。彼が今回の件でチームに悪影響を与えることはないだろう」と『ESPN』は伝えている。

　ゲレーロJr.とブルージェイズの契約交渉は、今後数日間で結論が出る見込みだ。今後の動向に注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】「彼をトレードに出すつもりはない」ブルージェイズ、球団史の岐路に立つ！ 迫る２月18日、ゲレーロJr.と契約延長合意なるか？

【記事】MLB公式が“二刀流”心待ち「大谷翔平は好調のようだ」ドジャースの自主トレ映像公開に「チームがオオタニの進捗を披露したのは初めて」

【記事】大谷翔平の“新投法”は肘への負担軽減に繋がる？ 元メジャーリーガー解説者が私見「投げていて今すごく心地いいと思う」