MLB屈指の敏腕エージェントとして知られるスコット・ボラス氏が、近年多くのMLB球団がロースターへの支出を大幅に削減している現状について、率直な意見を述べたことが現地17日、米誌『Sports Illustrated』で報じられた。
ボラス氏は、自身が代理人を務めるフアン・ソトがこのオフシーズンに15年総額7億6500万ドル(約1162億円)という破格の契約を獲得したことや、ピート・アロンソ、アレックス・ブレグマン、ブレイク・スネルらも新たな契約を締結したことを引き合いに出しつつ「多くの球団が収益の50%すらロースターに費やしていない」と指摘した。
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『Sports Illustrated』誌によると、ボラス氏はポッドキャスト番組『Foul Territory』のインタビューで、具体的な球団名を挙げながら、問題の深刻さを強調した。
「収益の50%をロースターに費やしている球団は実際にはごくわずかだ。ニューヨーク・ヤンキースはかつて収益の55%を費やしていたが、現在は40%にまで減らしている。ボストン・レッドソックスも同じような状況だ。1億ドル(約152億円)未満しか費やしていない球団も複数存在する。昨年は6球団が1億ドル未満しか費やしていなかったが、彼らがMLBから受け取っている分配金はそれを上回っている」
ボラス氏の発言は、MLB全体の支出に関する議論が活発化している中で、特に注目を集めている。近年、ロサンゼルス・ドジャースがフリーエージェント(FA)市場で積極的な動きを見せており、多くの球団が彼らの資金力に追いつけないという状況が生まれている。これはいくつかの球団にある程度当てはまるが、組織の改善に最大限の努力と投資をしていない球団があるのもまた事実だと、同メディアは伝えている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】エージェントのスコット・ボラス氏が、メジャーリーグの球団が収益をどれだけ使っているかについて意見を述べる
ボラス氏は、自身が代理人を務めるフアン・ソトがこのオフシーズンに15年総額7億6500万ドル(約1162億円)という破格の契約を獲得したことや、ピート・アロンソ、アレックス・ブレグマン、ブレイク・スネルらも新たな契約を締結したことを引き合いに出しつつ「多くの球団が収益の50%すらロースターに費やしていない」と指摘した。
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『Sports Illustrated』誌によると、ボラス氏はポッドキャスト番組『Foul Territory』のインタビューで、具体的な球団名を挙げながら、問題の深刻さを強調した。
「収益の50%をロースターに費やしている球団は実際にはごくわずかだ。ニューヨーク・ヤンキースはかつて収益の55%を費やしていたが、現在は40%にまで減らしている。ボストン・レッドソックスも同じような状況だ。1億ドル(約152億円)未満しか費やしていない球団も複数存在する。昨年は6球団が1億ドル未満しか費やしていなかったが、彼らがMLBから受け取っている分配金はそれを上回っている」
ボラス氏の発言は、MLB全体の支出に関する議論が活発化している中で、特に注目を集めている。近年、ロサンゼルス・ドジャースがフリーエージェント(FA)市場で積極的な動きを見せており、多くの球団が彼らの資金力に追いつけないという状況が生まれている。これはいくつかの球団にある程度当てはまるが、組織の改善に最大限の努力と投資をしていない球団があるのもまた事実だと、同メディアは伝えている。
構成●THE DIGEST編集部
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