今季終了後でのメジャー挑戦が有力視されているヤクルトの村上宗隆。海の向こうではNPBが誇るスラッガーの移籍先がすでに大きな話題となっており、米国メディアではさまざまな議論が展開されている。
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これまで、大谷翔平や山本由伸、佐々木朗希といった日本人プレーヤーを揃える、ロサンゼルス・ドジャースが村上獲得に動くとの噂も伝えられる中、ニューヨークの情報サイト『EMPIRE SPORTS MEDIA』では、地元のニューヨーク・ヤンキースを“本命視”している。
現地時間3月6日、同メディアは村上の移籍先について、「本人もヤンキースでのプレーを望んでいる」と説き、米メディア『Dodgers Nation』のダグ・マケイン記者による見解がその理由であるとして、以下のように綴っている。
「NPBに詳しい関係者と話をしたが、彼は間違いなく西海岸を好むということだった。ただし、西海岸のチームともう一つ、東海岸の特定のチームの争いになる。それがヤンキースだ。ヤンキースなら間違いなく契約に前向きだろう」
加えて、『EMPIRE SPORTS MEDIA』もヤンキースに対して、「ムラカミの争奪戦においてドジャースをそこまで警戒する必要はないかもしれない」と主張。ドジャースは三塁にマックス・マンシー、一塁にフレディ・フリーマン、DHを大谷翔平が務めていることで、「現状ではムラカミを加える余地が少ない」と見込んでいる。
さらに、マンシーが今季までの契約となっている点にも触れ、「ドジャースがシーズン終了後にマンシーの1000万ドル(約14億8000万円)のクラブオプションを破棄する可能性はあるが、仮にマンシーが結果を出し続けるなら彼を手放すとは考えにくい」と続けた。
だが、ヤンキース入りの可能性を強調するものの、同メディアは村上の三振率の高さを指摘。「ヤンキースのラインナップの中核を担い、本拠地で豪快なホームランを放つ姿を夢見るのは簡単だが、同時に、コンタクト率の低下がもたらすリスクも無視できない」と訴えており、「MLBに渡った打者でムラカミほどコンタクトに課題を抱えた選手が成功した例はない」と懸念を示す。
またその一方では、「同時に、これほど圧倒的な長打力を持つ打者が挑戦したこともない」「ショウヘイ・オオタニですら、本塁打を量産するまでに時間がかかった」などとも綴っている。
すでに、渡米後の移籍先とともに活躍の可能性も論じられている村上。2025年、日米両国で話題のひとりとなり続けることは間違いない。
構成●THE DIGEST編集部
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加えて、『EMPIRE SPORTS MEDIA』もヤンキースに対して、「ムラカミの争奪戦においてドジャースをそこまで警戒する必要はないかもしれない」と主張。ドジャースは三塁にマックス・マンシー、一塁にフレディ・フリーマン、DHを大谷翔平が務めていることで、「現状ではムラカミを加える余地が少ない」と見込んでいる。
さらに、マンシーが今季までの契約となっている点にも触れ、「ドジャースがシーズン終了後にマンシーの1000万ドル(約14億8000万円)のクラブオプションを破棄する可能性はあるが、仮にマンシーが結果を出し続けるなら彼を手放すとは考えにくい」と続けた。
だが、ヤンキース入りの可能性を強調するものの、同メディアは村上の三振率の高さを指摘。「ヤンキースのラインナップの中核を担い、本拠地で豪快なホームランを放つ姿を夢見るのは簡単だが、同時に、コンタクト率の低下がもたらすリスクも無視できない」と訴えており、「MLBに渡った打者でムラカミほどコンタクトに課題を抱えた選手が成功した例はない」と懸念を示す。
またその一方では、「同時に、これほど圧倒的な長打力を持つ打者が挑戦したこともない」「ショウヘイ・オオタニですら、本塁打を量産するまでに時間がかかった」などとも綴っている。
すでに、渡米後の移籍先とともに活躍の可能性も論じられている村上。2025年、日米両国で話題のひとりとなり続けることは間違いない。
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