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MLB

ブレーブスに激震!ドジャースとの因縁でも知られるオールスター選手が禁止薬物使用で80試合の出場停止<SLUGGER>

SLUGGER編集部

2025.04.01

昨季はオールスター出場&シルバースラッガー受賞と最高のシーズンを過ごしたプロファーだったが...(C)Getty Images

昨季はオールスター出場&シルバースラッガー受賞と最高のシーズンを過ごしたプロファーだったが...(C)Getty Images

 ドジャースに次ぐナショナル・リーグ優勝候補の一角に挙げられていたブレーブスに激震が走った。3月31日(現地)、今季からチームに加入したばかりのジュリクソン・プロファーが禁止薬物使用で80試合の出場停止処分を受けたのだ。

 彼の名を覚えているドジャースファンも少なくないだろう。パドレスでプレーした昨季は打率.280、24本塁打、85打点、OPS.839の好成績でメジャー12年目にして初のオールスター出場。シルバースラッガー賞にも初めて選出された。

 そして、迎えたドジャースとの地区シリーズ第2戦では、ドジャー・スタジアムのファンと小競り合い。客席からレフトのプロファーめがけて物が投げ入れら、試合が一時中断する事態に発展した。

 明るい笑顔でパドレスファンからは多大な人気を集めていたプロファー。サンディエゴで行われた古巣との開幕シリーズでも盛大なスタンディング・オベーションを受ける場面があっただけに、ブレーブスファンだけでなくパドレスファンも大きなショックを受けている。
 今回、検出された薬物は「ヒト絨毛性ゴナドトロピン」、通称「hCG」と呼ばれるもので、テストテロン産生を回復するために使用される。メジャーリーグでは、かつてあのマニー・ラミレスがこのhCGを使用したとして出場停止処分を受けている。

 ただちに処分を受け入れた場合は、6月末にも出場停止が明ける見込み。だが、ポストシーズンには出場できない。3年4200万ドルの好条件で迎え入れたブレーブスにとっては大きな痛手となる。チームも開幕4連敗。4年ぶりのワールドチャンピオンを目指す東の強豪にとっては厳しい船出となった。

構成●SLUGGER編集部

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