３月31日（日本時間４月１日）、ロサンゼルス・ドジャースのボビー・ミラーが、傘下トリプルAのオクラホマシティ・コメッツで2025年のデビュー戦に先発登板し、４回2/3イニングを投げて２安打２四球無失点、４奪三振と好投した。

　ミラーは今春、ドジャースの先発ローテーションの最後の枠を争っていたが、オープン戦で打球が頭部に直撃し、トリプルA降格となっていた。
【動画】投打がバッチリ嚙み合ったドジャースが44年ぶりの開幕６連勝！
  　この試合でミラーは78球を投げ、最速99マイル（約159キロ）の速球に加え、カーブ、チェンジアップ、シンカーを安定した制球力で投げ込んだ。地元ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は「ミラーは17人の対戦打者に対し、最後の14人のうち12人を打ち取る素晴らしい投球を見せた」と報じている。

　25歳の右腕ミラーは、昨シーズン肩の故障から復帰後、13試合に先発し２勝４敗、防御率8.52と苦しんだが、今回の好投はメジャー復帰に向けて大きなアピールとなった。今後ドジャースで先発投手に故障や不調があった場合、ミラーに声がかかるかもしれないと、同メディアは伝えている。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】「魚雷がLAに接近中！」ドジャースも話題騒然の“魚雷バット”導入へ「試さないわけにはいかない」打撃コーチ明言、複数選手は注文済み