スター軍団が驚異的な強さをみせつけている。

　ロサンゼルス・ドジャースは現地４月２日、アトランタ・ブレーブスに６対５で逆転勝利を収めた。９回１死走者なしで大谷翔平がサヨナラホームランを放つ劇的な幕切れで本拠地ドジャー・スタジアムは大興奮に包まれた。
【動画】大谷翔平の一振りで決着。ドジャースが球団史上初の８連勝

　1958年のロサンゼルス移転後、球団史上初となる開幕８連勝を成し遂げたドジャース。強すぎる昨季ワールドシリーズ覇者には米メディアも驚きの声を上げている。

　全米50州すべてで販売されている大衆紙『USA Today』のジェームズ・H・ウィリアムズ氏は「ショウヘイ・オオタニとロサンゼルス・ドジャースは、ワールドシリーズ連覇に向けてシーズン序盤から絶好調だ。ディフェンディング王者は無敗のままシーズンをスタートさせている」と記し、その強さに脱帽している。

　同記者は「ドジャースは、1933年のニューヨーク・ヤンキースを抜いて、シーズンを８勝０敗でスタートした最初の王者となった。この強さは伝説的なチームを上回るかもしれない」とも評し、球団記録のさらなる更新に期待を寄せている。
  　別の米紙『New York Post』も史上最高のスタートを切ったワールドシリーズ覇者の強さに注目。「オオタニが９回に決勝ホームランを放ち、ドジャースを逆転勝利に導いた。逆にアトランタは2016年に０勝９敗を記録して以来の開幕７連敗となった」と説明し、ドジャースの強さを称えつつ、悪夢のサヨナラ負けを喫し連敗地獄から抜け出せないブレーブスを一刀両断した。

　序盤に５点を失ったドジャースは打線が奮起して８回に同点。リリーフ陣も無失点でしのぎ、最終回はスーパースターが一振りで決めた。

構成●THE DIGEST編集部

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