ロサンゼルス・ドジャース在籍で30歳・右腕のトニー・ゴンソリンが、メジャー復帰へ大きな一歩を踏み出した。現地４月3日（日本時間４月4日）、ドジャース傘下のトリプルA、オクラホマシティ・コメッツの一員として、チカソー・ブリックタウン・ボールパークでのエルパソ戦に先発登板した。

　2023年8月19日に右前腕の炎症で故障者リスト入り。その後、トミージョン手術をしたゴンソリンは、2024年シーズンを全休した。戦列復帰への準備を進めるなか、今季開幕直前にはウェイトトレーニングで背中を痛めるアクシデントもあったが、ようやく回復。今回の登板は彼にとって待ちに待った瞬間であり、”メジャーカムバック”への重要な試金石となった。
【動画】リハビリ登板したT・ゴンソリン
  　この日のゴンソリンは1回2/3イニングを投げ、1安打1奪三振2四球、無失点という内容で終えている。

　ゴンソリンは、メジャーキャリア5年間で79試合（先発71試合）に登板し、34勝11敗、防御率3.19をマーク。2022年にはオールスターにも選出されている。

　そんな名手の活躍を改めてメジャーリーグで見たい。

構成●THE DIGEST編集部

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