専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

16失点で完敗ドジャース…内野手ロハスが山本由伸のグローブを使用してのリリーフ登板にLA記者嘆き「いいことが何ひとつない」

THE DIGEST編集部

2025.04.13

内野手のロハスが8回途中からマウンドに上がった。(C)Getty Images

内野手のロハスが8回途中からマウンドに上がった。(C)Getty Images

 現地4月12日、ロサンゼルス・ドジャースはシカゴ・カブスに0対16で大敗し、本拠地での連勝が7でストップした。先発した佐々木朗希は5回4安打1失点で今季初黒星。しかも11点差がついた8回途中から野手のミゲル・ロハスがマウンドに上がるほど、ドジャースファンにとってはフラストレーションが溜まる展開となった。
【動画・画像】“内野手”ロハスが山本由伸のグローブを使用してマウンドに上がった実際の場面。佐々木朗希のモノマネも

 2点ビハインドで迎えたドジャースは7回に5失点、さらに8回には3番手のルイス・ガルシアが2ランを含む4失点で0対11と大きく点差が開いた。するとデーブ・ロバーツ監督は、なんと内野手登録のロハスをマウンドへ。急きょのリリーフ登板となった背番号72は、前日先発した山本由伸のグローブを借りて上がった。

 ロハスは4番マイケル・ブッシュを79キロの遅球で中飛で打ち取ると、続くダンスビー・スワンソンをカウント2-2から88キロのボールで再び中飛とし2アウト。次打者には右安打を浴びたが、7番ニコ・ホーナーを66キロの超遅球で遊ゴロに仕留めて無失点に抑える見事な火消しで期待に応えた。
 
 試合の大勢がほぼ決まったなか、ブルペン陣を温存するための采配には米記者も早速反応。米スポーツメディア『The Athletic』のドジャース番記者であるファビアン・アルダヤ氏は「ロウキ・ササキは1失点で降板。現在はミゲル・ロハスが登板している。この2つの出来事の間にいろいろなことが起こったが、今日はドジャースにとっていいことは何ひとつない」と嘆いた。

 米紙『Los Angeles Times』のチャド・モリヤマ氏は自身のXに「マウンド上でヨシノブ・ヤマモトの真似をするミゲル・ロハス」と投稿し、山本の背番号18が刺繍されたグローブを使用するロハスの投球場面をアップ。さらにロハスがランドン・ナックの投球フォームを真似するところも共有した。

 ロハスは9回もマウンドに上がったが、カーソン・ケリーに2ランを浴びるなど5失点。敗戦ムードのなか、本拠地ファンが帰り支度をする間もクレイトン・カーショウや、この日先発した佐々木の投球フォームを真似てベンチや球場を盛り立てた。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】ド軍専門メディアが「2つのことがはっきりした」と指摘。ロバーツ監督も名指しで称賛した2選手は「頼りになる存在」

【記事】「何もできなかった」シカゴ・メディアも白旗。山本由伸の“魔球”に敵将脱帽「素晴らしい球だった」

【記事】4試合22イニングで防御率1.23の衝撃! 山本由伸の圧巻投球をLA記者は激賞「彼はドジャースのエースだ」
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号