早くも野戦病院化した投手陣に不安の声が上がっている。

　ロサンゼルス・ドジャースは現地４月28日（日本時間29日）、タイラー・グラスノー投手を15日間の負傷者リスト（IL）に入れたと発表した。グラスノーは現地20日のテキサス・レンジャーズ戦の５回途中に「下肢のけいれん」で降板。同27日のピッツバーグ・パイレーツ戦では２回の投球練習の際に「右肩の違和感」で緊急降板していた。

【画像】MLB2025シーズンを彩るスター選手を一挙紹介！【投手編】 　グラスノーのIL入りを受けて、『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は自身のXを更新し、「現在故障者リストに入っているドジャースの投手」と綴り、以下の選手たちを列挙している。

「大谷翔平（故障者リストには入っていないが投球していない）、ブレイク・スネル、タイラー・グラスノー、クレイトン・カーショウ、トニー・ゴンソリン、ギャビン・ストーン、エメット・シーハン、リバー・ライアン、ブレイク・トライネン、マイケル・コペック、ブルスダー・グラテロル、カイル・ハート、マイケル・グローブ、エドガルド・エンリケス」

　ゴンソリンは復帰間近と言われているが、大谷を除いても実に13名の投手がILに名を連ねている状態だ。ドジャースファンからは唖然としたコメントが寄せられたほか、他チームとのローテーションと比較しても、「優れている」と皮肉とも驚きとも取れる言葉が寄せられている。

「いつもの話」
「う～ん、ここ４、５年は同じリストのようだ」
「野球界最高の投手陣は引き続きドジャースのILだ」
「彼らは何をした？マウンドから落ちた？」
「ドジャースには投手陣の呪いがかかっているに違いない」
「一部のチームの先発投手陣より優れているね」
「怪我人でまぁまぁのチームが作れる」
「他のチームなら、このスタッフはエース級だ…信じられない」
「他のほとんどの先発ローテーションより優れている」

　ドジャースは現地28日のマイアミ・マーリンズとのカード初戦でダスティン・メイが先発し、５回1/3を投げ、５-１とリードした場面で交代するも、２番手のアンソニー・バンダが満塁ホームランを被弾し同点に。延長10回にトミー・エドマンのサヨナラ打でなんとか勝利を収めた。同29日の２戦目はブルペンデーとなる予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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