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MLB

佐々木朗希の“粘投”にフリーマンが「5回を投げ切ったのが大きい」 深夜にメジャー初勝利をお祝い「いつもより少し盛大に」

THE DIGEST編集部

2025.05.04

粘投の末、MLB初勝利を挙げた佐々木。(C)Getty Images

粘投の末、MLB初勝利を挙げた佐々木。(C)Getty Images

 待望のメジャー初勝利だ。

 現地5月3日、ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希は、悪天候のため3時間6分遅れでプレーボールとなった敵地アトランタ・ブレーブス戦に先発登板し、5回6安打3失点、4奪三振、3四死球と粘投。先発マウンド7試合目にして記念すべき1勝目(1敗)を手にし、今季ここまでの投手成績を防御率3.86、WHIP1.45とした。

 この日の登板内容を振り返ると、初回は無失点。1対0で迎えた2回には1死二塁からイーライ・ホワイトの適時三塁打を浴びる。続く3回は四球を出しながらも無失点で切り抜けたが、7対1と大量リードした4回にオジー・アルビーズのソロ本塁打、ニック・アレンの適時二塁打を許し2点を失う。そして5回は三者凡退とし、マウンドを降りた。

【動画】2奪三振で初回を切り抜ける上々の立ち上がりを見せた佐々木
 試合後には、専門ポッドキャスト番組『The Dodgers Bleed Los Podcast Network』がフレディ・フリーマンのコメント映像を公開。そのなかで35歳の主砲は「4回終了時点で監督がどう判断するかわからなかったけど、マウンドに戻った彼(佐々木)は5回をきっちりと抑えた。初勝利を挙げるうえで、5回を投げ切ったのが大きい」と話している。

 また、「こんな夜遅くに初勝利したお祝いだからいつもより盛り上がる?」と報道陣に問われたフリーマンは、「いや、まあいつもと変わらないかな」と笑みを浮かべながら返し、「みんな楽しんでいる。僕らはいつもシリーズ勝利を祝うから」とコメント。「でもロウキの初勝利だったから、いつもより少し盛大かもしれないね」と続けていた。

 一歩ずつ着実に前進している佐々木。深夜にチームメイトと分かち合う喜びは、格別なものとなったはずだ。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】佐々木朗希の“消える”フォークの軌道。主審カメラあり
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