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大谷翔平、初回に左中間破る二塁打で5試合連続安打。8回には左足甲に死球受け苦痛の表情...先発カーショウが5回7K1失点で今季初勝利

THE DIGEST編集部

2025.06.09

大谷は4打数1安打だった。(C) Getty Images

大谷は4打数1安打だった。(C) Getty Images

 現地6月8日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地でセントルイス・カーディナルスに7対3で勝利を収め、同一カード3連敗を阻止した。1番・指名打者で先発出場した大谷翔平は4打数1安打(1死球)で5試合連続安打をマーク。打率を.293、OPSは1.021にしている。
【動画】大谷翔平が左足甲に死球を受け苦悶の表情…球場も騒然

 初回の第1打席、大谷はメジャー初先発となる24歳のマイケル・マグリビと対峙。その記念すべき初球を捉え、左中間を破る二塁打を放った。しかし後続が三者凡退で得点にはつながらず。大谷は二塁上に釘付けで先制機を逸した。

 だが2回は連打から1死一、二塁の好機をつくると8番トミー・エドマンの適時打でドジャースが先制する。なおも一、三塁から9番のキム・ヘソンが右翼線への三塁打で2点を追加。さらに加点のチャンスに1番の大谷に打席が回るが気合が入り過ぎたのか、2ボール1ストライクからのスライダーを強く引っ張り、一ゴロに倒れた。

 ドジャースは4回1死三塁からエドマンが再びタイムリーヒット。リードを4点に広げる。続くキム・ヘソンが空振り三振となり、2死二塁で大谷の第3打席は2ストライクから3球連続ボールが外れてフルカウント。勝負の6球目は149キロの高め直球を振り抜くが、打球は逆方向に高く上がり過ぎて左飛に打ち取られた。
 
 投げてはドジャース一筋18年目の左腕クレイトン・カーショウが好投。今季5度目の先発マウンドに上がった37歳は変化球を中心にカーディナルス打線に的を絞らせず、低めにボールを集める。ベテランらしい緩急をつけたピッチングで5回を投げ切り6安打7奪三振1失点。勝利投手の権利を得てブルペン陣に後を託した。

 6回にカーディナルスが2点を返して4対2とした7回1死、大谷は積極的に初球からバットを振っていったが遊ゴロ。だが続くムーキー・ベッツが左翼席に9号ソロホームランを放ち再びリードを広げる。

 ドジャースは8回1死満塁から犠飛、さらに相手捕手の後逸で2点を加えて7対3とすると、2死二塁で大谷は5度目の打席を迎える。カウント1-2からの4球目、3番手マット・スヴァンソンが投じたボールが大谷の足元を襲う。大谷は飛び跳ねるように避けたが、左足甲に直撃。日本人スターは思わず「ああああ!」と絶叫し、苦痛に顔をゆがめた。痛そうな様子を見せたが、大谷はそのまま一塁へ。心配されたが、元気そうに走り大事には至らなかった。

 4点のリードを5人の投手リレーで守り切ったドジャース。カーショウに今季初勝利が付き、メジャー通算213勝目を挙げた。

構成●THE DIGEST編集部

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