喜んでばかりはいられない、というのが正直な心境かもしれない。シーズンはまだ始まったばかり。たったの4試合で今季のすべてを語れるわけがない。内容はともかく、成績だけなら去年も最初の4試合で2勝1敗、防御率2.70と悪くはなかった。今年は1勝1敗、防御率2.82である。
目に目て明らかに違うのは、平均球速と腕の角度だろう。Arm Angle(腕の角度)は昨季の36度からデビュー年の40度に戻り、「上から叩く」ような投球フォームが再生された。
「腕を上げたことによって、下半身の動きもああこういうことかって、こう下半身を使えば腕が走るなっていう、今までになかった発見があった。(腕は)無理やり上げようとしているところもありますし、上げることによって、ホップ(伸びる)成分が出て、プラス上げた位置でスプリットも離せるスキルも上がってきたので、本当にもう、今までとまた違うピッチャーになれた感じがする」
今までとはまた、違うピッチャー。
そう、今永は昨季どころか、デビュー年の一昨年とも違うピッチャーに見える。
「自分の出したいボールの動きをしっかり一球一球修正して、試合ごとだったり、一球一球できていることを実感してます。たとえば、リグリー(のスコアボード)って縦の動きと横の動きが可視化されているじゃないですか。(今の球は)打者からはよく見えてなかったなとか、今のフォームと数字をかけ合わせた時にあまり脅威ではなかったなとか、(相手が)あまり恐怖心を持ってないだろうな、という予測の下、このフォームでこういうリリースをしたらどういう動きが出て、相手打者がこう見えるだろうという予測をして投げていける。そういう数値が出る球場では、どんどん利用していった方が良いなと思います」
ほとんどすべての球場で可視化されている、Vertical Drop(垂直方向の落差)やHorizontal Break(水平方向の変化)は、https://baseballsavant.mlb.comで我々も見ることができる。MLBでは、投手コーチや分析官がタブレット片手に投球練習を見守るのが常であり、もはや、テクノロジーなしでは成立しない環境にある。
今永のスウィーパーは昨季、Arm Angle(腕の角度)を下げて横幅の変化を大きくしたことで、前出のRun Valueは、持ち球最高の12を記録した2024年のスプリットに次ぐ8を記録した。ただし、すでに昨季中から、「いかにもスライダーを投げるぞって感じになる」(今永)と、取り組むべき課題としていた。
実際、1月の自主トレーニングでは、なるべく腕の角度を下げないようにスライダーを練習しており、キャンプが始まり、日本がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で盛り上がっている最中も、オープン戦や登板間の投球練習で微調整を続けていた。そこで実証されたのは、「自分の場合、(横の動きは)13インチあればいい」(今永)という事実だ。
腕を上げて投げることで、メインとなる真っすぐ=4シームの陰で、密かに回転効率を意図的に落とした速球=2シームにも新たな活路を見出した。
「シームシフトを使えるようになったので、自分が曲げようとせずとも、ボールの縫い目で曲げることができるようになった。肘を下げて投げちゃうと、ボールの真後ろをリリースしちゃって、より回転効率が上がっちゃうんで、100%に近づいてしまう。上から投げることによって、カット気味に入ってくれて縫い目で動かすことができるようになった」
目に目て明らかに違うのは、平均球速と腕の角度だろう。Arm Angle(腕の角度)は昨季の36度からデビュー年の40度に戻り、「上から叩く」ような投球フォームが再生された。
「腕を上げたことによって、下半身の動きもああこういうことかって、こう下半身を使えば腕が走るなっていう、今までになかった発見があった。(腕は)無理やり上げようとしているところもありますし、上げることによって、ホップ(伸びる)成分が出て、プラス上げた位置でスプリットも離せるスキルも上がってきたので、本当にもう、今までとまた違うピッチャーになれた感じがする」
今までとはまた、違うピッチャー。
そう、今永は昨季どころか、デビュー年の一昨年とも違うピッチャーに見える。
「自分の出したいボールの動きをしっかり一球一球修正して、試合ごとだったり、一球一球できていることを実感してます。たとえば、リグリー(のスコアボード)って縦の動きと横の動きが可視化されているじゃないですか。(今の球は)打者からはよく見えてなかったなとか、今のフォームと数字をかけ合わせた時にあまり脅威ではなかったなとか、(相手が)あまり恐怖心を持ってないだろうな、という予測の下、このフォームでこういうリリースをしたらどういう動きが出て、相手打者がこう見えるだろうという予測をして投げていける。そういう数値が出る球場では、どんどん利用していった方が良いなと思います」
ほとんどすべての球場で可視化されている、Vertical Drop(垂直方向の落差)やHorizontal Break(水平方向の変化)は、https://baseballsavant.mlb.comで我々も見ることができる。MLBでは、投手コーチや分析官がタブレット片手に投球練習を見守るのが常であり、もはや、テクノロジーなしでは成立しない環境にある。
今永のスウィーパーは昨季、Arm Angle(腕の角度)を下げて横幅の変化を大きくしたことで、前出のRun Valueは、持ち球最高の12を記録した2024年のスプリットに次ぐ8を記録した。ただし、すでに昨季中から、「いかにもスライダーを投げるぞって感じになる」(今永)と、取り組むべき課題としていた。
実際、1月の自主トレーニングでは、なるべく腕の角度を下げないようにスライダーを練習しており、キャンプが始まり、日本がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で盛り上がっている最中も、オープン戦や登板間の投球練習で微調整を続けていた。そこで実証されたのは、「自分の場合、(横の動きは)13インチあればいい」(今永)という事実だ。
腕を上げて投げることで、メインとなる真っすぐ=4シームの陰で、密かに回転効率を意図的に落とした速球=2シームにも新たな活路を見出した。
「シームシフトを使えるようになったので、自分が曲げようとせずとも、ボールの縫い目で曲げることができるようになった。肘を下げて投げちゃうと、ボールの真後ろをリリースしちゃって、より回転効率が上がっちゃうんで、100%に近づいてしまう。上から投げることによって、カット気味に入ってくれて縫い目で動かすことができるようになった」




