▼16位:森翔平[投手・三菱重工WEST]
(もり・しょうへい/左投左打/鳥取商→関西大)
将来像:東克樹(DeNA)
大学4年時に急成長を遂げた本格派サウスポー。社会人でも1年目から主戦に定着し、チームは予選で敗退したものの、補強選手として都市対抗のマウンドにも上がった。少しリズムが単調になって合わせられやすいという課題はあるものの、バランスの良いフォームから投げ込む140キロ台後半のストレートは勢い十分だ。ボールに見合う結果がついてくれば、上位指名を見えてくるだろう。
タイプ診断:#本格派サウスポー #バランス◎
▼17位:池田陵真[外野手・大阪桐蔭高]
(いけだ・りょうま/右投右打)
将来像:谷佳知(元オリックス)
高いレベルで三拍子揃った強打のセンター。旧チームでは1番、新チームからは4番を務めているが、無駄な動きのない鋭い振り出しのスイングで、打線を牽引している。長打力も申し分なく、上背のなさがまったく気にならない。守備範囲の広さ、速くて正確なスローイングも見事で、総合力では高校生ナンバーワン外野手と言える存在だ。
タイプ診断:#三拍子 #鋭い振り出し
▼18位:古賀悠斗[捕手・中央大]
(こが・ゆうと/右投右打/福岡大大濠高)
将来像:梅野隆太郎(阪神)
高校2年秋から捕手に転向し、3年時にはU-18の侍ジャパンにも選出された世代を代表するキャッチャー。身体はそれほど大きくないものの、地肩の強さと軽快なフットワークを兼ね備えたスローイングは一級品で、大学でも1年秋から正捕手を務めている。打撃には少し波があるが、パンチ力も持ち味だ。秋のリーグ戦の最終戦で負傷退場したのは心配だが、回復が順調なら捕手では最上位に近い評価を得ることは間違いないだろう。
タイプ診断:#強肩 #経験豊富
▼19位:前川右京[外野手・智弁学園]
(まえがわ・うきょう/左投左打)
将来像:佐野恵太(DeNA)
関西では徳丸天晴(智弁和歌山高)と並ぶ大砲候補。入学直後から4番に定着すると、1年秋の奈良県大会では5試合で4本塁打と大活躍を見せた。しっかりボールを手元まで呼び込み、左手で強烈に押し込んで広角に長打を放つバッティングは迫力十分。昨秋の近畿大会では関戸康介(大阪桐蔭高)からも特大の一発を放った。選球眼にも優れ、強打者タイプの割に三振が少ないのも魅力だ。
タイプ診断:#左の大砲 #広角打法
▼20位:達孝太[投手・天理高]
(たつ・こうた/右投右打)
将来像:石川歩(ロッテ)
日本人離れしたスケールが魅力の超大型右腕。1年秋の近畿大会決勝で公式戦初登板ながら大阪桐蔭相手に好投し、一躍注目を集める存在となった。193㎝の長身でありながらリリースの感覚が良く、器用さが光る。上背に見合うボールの角度も十分だ。ストレートは140キロ程度で力強さはまだ物足りないが、変化球とのコンビネーションで奪三振率も高い。最終的に完成するのはまだまだ先になりそうだが、将来性の高さは大きな魅力だ。
タイプ診断:#器用 #ボールの角度◎
文●西尾典文
【著者プロフィール】
にしお・のりふみ。1979年、愛知県生まれ。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。アマチュア野球を中心に年間約300試合を取材し、全国の現場に足を運んでいる。ドラフト、アマチュア野球情報サイト「プロアマ野球研究所(PABBlab)」を2019年8月にリリースして多くの選手やデータを発信している。
(もり・しょうへい/左投左打/鳥取商→関西大)
将来像:東克樹(DeNA)
大学4年時に急成長を遂げた本格派サウスポー。社会人でも1年目から主戦に定着し、チームは予選で敗退したものの、補強選手として都市対抗のマウンドにも上がった。少しリズムが単調になって合わせられやすいという課題はあるものの、バランスの良いフォームから投げ込む140キロ台後半のストレートは勢い十分だ。ボールに見合う結果がついてくれば、上位指名を見えてくるだろう。
タイプ診断:#本格派サウスポー #バランス◎
▼17位:池田陵真[外野手・大阪桐蔭高]
(いけだ・りょうま/右投右打)
将来像:谷佳知(元オリックス)
高いレベルで三拍子揃った強打のセンター。旧チームでは1番、新チームからは4番を務めているが、無駄な動きのない鋭い振り出しのスイングで、打線を牽引している。長打力も申し分なく、上背のなさがまったく気にならない。守備範囲の広さ、速くて正確なスローイングも見事で、総合力では高校生ナンバーワン外野手と言える存在だ。
タイプ診断:#三拍子 #鋭い振り出し
▼18位:古賀悠斗[捕手・中央大]
(こが・ゆうと/右投右打/福岡大大濠高)
将来像:梅野隆太郎(阪神)
高校2年秋から捕手に転向し、3年時にはU-18の侍ジャパンにも選出された世代を代表するキャッチャー。身体はそれほど大きくないものの、地肩の強さと軽快なフットワークを兼ね備えたスローイングは一級品で、大学でも1年秋から正捕手を務めている。打撃には少し波があるが、パンチ力も持ち味だ。秋のリーグ戦の最終戦で負傷退場したのは心配だが、回復が順調なら捕手では最上位に近い評価を得ることは間違いないだろう。
タイプ診断:#強肩 #経験豊富
▼19位:前川右京[外野手・智弁学園]
(まえがわ・うきょう/左投左打)
将来像:佐野恵太(DeNA)
関西では徳丸天晴(智弁和歌山高)と並ぶ大砲候補。入学直後から4番に定着すると、1年秋の奈良県大会では5試合で4本塁打と大活躍を見せた。しっかりボールを手元まで呼び込み、左手で強烈に押し込んで広角に長打を放つバッティングは迫力十分。昨秋の近畿大会では関戸康介(大阪桐蔭高)からも特大の一発を放った。選球眼にも優れ、強打者タイプの割に三振が少ないのも魅力だ。
タイプ診断:#左の大砲 #広角打法
▼20位:達孝太[投手・天理高]
(たつ・こうた/右投右打)
将来像:石川歩(ロッテ)
日本人離れしたスケールが魅力の超大型右腕。1年秋の近畿大会決勝で公式戦初登板ながら大阪桐蔭相手に好投し、一躍注目を集める存在となった。193㎝の長身でありながらリリースの感覚が良く、器用さが光る。上背に見合うボールの角度も十分だ。ストレートは140キロ程度で力強さはまだ物足りないが、変化球とのコンビネーションで奪三振率も高い。最終的に完成するのはまだまだ先になりそうだが、将来性の高さは大きな魅力だ。
タイプ診断:#器用 #ボールの角度◎
文●西尾典文
【著者プロフィール】
にしお・のりふみ。1979年、愛知県生まれ。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。アマチュア野球を中心に年間約300試合を取材し、全国の現場に足を運んでいる。ドラフト、アマチュア野球情報サイト「プロアマ野球研究所(PABBlab)」を2019年8月にリリースして多くの選手やデータを発信している。