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侍ジャパン

【WBC展望:プールC】最強アメリカと赤丸急上昇中メキシコが最右翼。カナダとコロンビアは打線こそ強力だが……?<SLUGGER>

SLUGGER編集部

2023.03.11

●コロンビア
戦力評価:C+

 年々メジャーリーガーが増え、存在感を増してきている国の一つ。代表の中核を成すのがジオ・アーシェラ(エンジェルス)で、19年に21本塁打を放った強打に加えて、ダイナミックな三塁守備が魅力だ。また、昨季レイズで打率3割をマークしたハロルド・ラミレス(レイズ)、パンチ力を秘めた2人の捕手、ホーヘイ・アルファロ(レッドソックス)、エリアス・ディアズ(ロッキーズ)も脇を固める。

 一方、投手陣では大会直前になってメジャー通算89勝のホゼ・キンターナ(メッツ)が辞退したのは大きな痛手。昨季50登板で防御率2.94のナビル・クリスマット(パドレス)、昨季までロッテに在籍していたタイロン・ゲレーロ、メジャー通算78勝ながら近年は低迷中のフリオ・テラーンと小粒な印象は否めない。

 とはいえ、前回大会でもドミニカ共和国やアメリカを相手に善戦しており、思わぬ番狂わせを起こす可能性もある。
 
●カナダ
戦力評価:C

 多くのメジャーリーガーを輩出してきた国だが、WBCではまだ1次ラウンドを突破したことはない。今大会も打線はまずまずで、20年ナ・リーグMVPのフレディ・フリーマン(ドジャース)、21年に34本塁打を放ったタイラー・オニール(カーディナルス)がいずれも2大会連続の代表入り。

 一方、ただでさえ層が薄い投手陣は、昨年10勝のニック・ピベッタ(レッドソックス)が出場を辞退し、さらに苦しい陣容になってしまった。メジャーで確固たる実績があるのは昨季15勝のカル・クォントリル(ガーディアンズ)と、進境著しい若手のマット・ブラッシュ(マリナーズ)くらい。引退していたはずの元巨人のスコット・マシソンが参加するほど台所事情は苦しい。

 一流の打線と二流の投手陣で、果たしてどこまで戦えるか。とにかく、クォントリルを投入した試合に必勝態勢で臨み、そこから状況を打開していくしかなさそうだ。


●イギリス
戦力評価:D

 イギリスで生まれ育ったと言える選手はほぼおらず、自身や両親の出生地ということで資格を有するマイナーリーガーが中心に構成される。旧英国領であるカリブの島国・バハマ出身選手が多いのも特徴だが、昨季球宴に初選出されたジャズ・チゾムJr,(マーリンズ)は辞退、両親が英領ジャマイカ出身ということから代表入りが噂されたアロルディス・チャップマン(ロイヤルズ)も参加しなかった。

 中心メンバーは、NBAのスーパースター、クレイ・トンプソンの弟で、昨季ドジャースで意外なブレイクを果たしたトレイス・トンプソンと、マリナーズのトップ・プロスペクトでもある捕手のハリー・フォード(マリナーズ)。プールCの他の4ヵ国と比べると実力差は如何ともしがたいが、何らかの形で爪痕を残したい。


構成●SLUGGER編集部
協力●世界の野球(@sekainoyakyu)
 

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