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プロ野球

【2023ドラフト候補ランキング|31~50位】仙台育英の三本柱&明治大の二枚看板が登場。前回トップ10の実力者も<SLUGGER>

西尾典文

2023.07.10

▼45位:古田島成龍[投手・日本通運](前回順位:圏外)
(こだしま・せいりゅう/右投右打/取手松陽高→中央学院大)

 中央学院大では2年時からエースとして活躍。4年時には少し調子を落としてプロ入りを逃したが、秋にはチーム初の日本一に大きく貢献した。日本通運でも層の厚い投手陣で早くから主戦に定着。高い位置から投げ下ろすストレートは角度があり、社会人で球威もアップしている。都市対抗本選でもフル回転の活躍に期待だ。
#即戦力候補

▼44位:蒔田稔[投手・明治大](前回順位:30位)
(まきた・みのる/右投右打/九州学院高)

 今年の東京六大学を代表する右腕。昨年秋、今年春とリーグ戦では少し調子が上がらなかったが、全国大会ではしっかり状態を上げられるのはさすがだ。大学の先輩である柳裕也(中日)にフォームも投球スタイルもよく似ており、大きなカーブも操る。好調時のストレートをいかに長い期間維持することができるかがポイントとなるだろう。
#緩急の使い手

▼43位:天野京介[投手・愛産大工高](前回順位:圏外)
(あまの・きょうすけ/右投右打)

 今年の愛知を代表する本格派右腕。下級生の頃から見違えるほど身体つきが大きくなり、それに比例するように球威も制球力もアップした印象を受ける。下半身主導の安定したフォームでリリースの感覚も良く、両コーナーに狙って速いボールを投げられるのが大きな長所だ。7月2日の愛知大会初戦でも強豪の愛産大三河を相手に13奪三振、3失点完投勝利と実力を見せた。
#将来性◎
▼42位:西村進之介[外野手・専修大](前回順位:25位)
(にしむら・しんのすけ/右投左打/栄徳高)

 東都二部を代表する強打の外野手。昨年秋は1番に定着すると打率.409、4本塁打の活躍でチームを優勝に導き、自身もMVPに選ばれた。今年の春は厳しいマークもあって長打0本に終わったものの、それでも13試合で16安打を放ち、2季連続のベストナインを受賞。脚力も申し分ないだけに、秋は力強い打撃を見せてくれることを期待したい。
#東都二部

▼41位:西稜太[外野手・履正社高](前回順位:27位)
(にし・りょうた/右投左打)

 高いレベルで三拍子揃った今年の高校球界を代表する外野手。センバツではチームは初戦で敗れ、自身も5打数1安打に終わったが、それでも鋭い打球を放ち、随所に実力の高さを見せた。無駄な動きがなく、広角に強く弾き返す打撃が持ち味。センターの守備範囲の広だと正確なスローイングも高校生では上位で、外野手としての総合力が高い。
#三拍子
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