▼40位：高橋煌稀［投手・仙台育英高］（前回順位：圏外）
（たかはし・こうき／右投右打）
　強力投手陣の中でも不動のエースとして活躍している大型右腕。いつ見てもフォームの安定感は素晴らしく、縦に鋭く腕が振れるため左右のコントロールをミスすることが少ない。今春のセンバツ以降さらにスケールアップして、春の東北大会では150キロもマークした。大学進学が有力視されているが、早くからエース格となる可能性も高いだろう。
#夏の甲子園優勝

▼39位：松浦佑星［遊撃手・日本体育大］（前回順位：26位）
（まつうら・ゆうせい／右投左打／富島高）
　抜群のスピードが魅力の内野手。１年秋はショート、３年秋はセカンドでベストナインを受賞している。少しスローイングに不安はあるものの、守備範囲の広さは大きな魅力だ。今年は春のリーグ戦で太ももを痛めて離脱し、大学選手権でも力を発揮できなかっただけに、最後のシーズンでは万全の状態で持ち味のスピードをアピールしてもらいたい。
#スピードスター

▼38位：鈴木叶［捕手・常葉大菊川高］（前回順位：圏外）
（すずき・きょう／右投右打）
　旧チームから不動のレギュラーとして活躍している東海地区を代表する強肩捕手。肩の強さだけでなく、軽快なフットワークも大きな魅力で、選抜高校野球でも見事な盗塁阻止を見せた。シュート回転するボールの軌道と、少しヘッドが外回りするスウィングは課題だが、攻守ともポテンシャルは高く、将来の正捕手候補として期待できる素材だ。
#強肩捕手 ▼37位：後藤凌樹［投手・東北福祉大］（前回順位：35位）
（ごとう・りょうじゅ／右投右打／四日市商高）
　三重県内では高校時代から評判だった右腕。昨年秋は先発に定着すると３勝０敗、防御率0.00の成績を残し、最優秀投手のタイトルも獲得した。今年の春は故障で少し出遅れて成績も落としたものの、コンスタントに145キロを超えるストレートは数字以上の力を感じる。プロでは少し時間がかかりそうだが、将来性の高さは今年の大学生でも上位だ。
#無名校出身

▼36位：日当直喜［投手・東海大菅生高］（前回順位：圏外）
（ひなた・なおき／右投右打）
　今年の東京を代表する大型右腕。高校生離れした堂々たる体格から投げ込む140キロ台中盤のストレートは打者を圧倒する球威がある。また、大型でも意外な器用さがあり、変化球主体のピッチングができるのも持ち味だ。上半身の力が目立つフォームだけに、下半身の強さと粘りが出てくれば、さらに馬力が生きてくる可能性は高い。
#剛腕