●山内溥
日本が誇る玩具メーカー任天堂の第3代社長にして、同社を世界的企業に押し上げた中興の祖。92年に経営危機に瀕していたマリナーズを買収し、日本人初のMLB球団オーナーとなった。01年にイチローがポスティングでのメジャー移籍を希望した際は、「何がなんでも獲れ」と厳命したという。13年に85歳で死去。
●ハワード・リンカーン
任天堂のアメリカ現地法人『Nintendo of America』の元会長で、元マリナーズのCEO、後にオーナー。山内はシアトルに赴いたことがなく、彼の存命中から事実上のオーナーとして球団経営に参画していた。
●チャック・アームストロング
イチロー渡米当時のマリナーズの球団社長。28年にわたってこの職にあったが、山内死後の14年1月に退任。娘は名門パデュー大で英語・中世文学の教授を務めている。
●ジョン・スタントン
マリナーズの現筆頭オーナー。16年にNintendo of Americaを筆頭とするオーナーグループから球団を買収した。マイクロソフトやコストコの取締役を務めていたこともある。
●ジェリー・ディポート
現マリナーズの編成総責任者で、球界きってのトレード好きとしても知られる。マリナーズに来る前はエンジェルスでもGMを務めた(11~15年在職)。現役時代はメジャー通算390登板の救援投手で、イチローが渡米した01年に現役を引退している(2人に対戦経験はない)。
●ケビン・マルティネス
現マリナーズのビジネス部門トップ。90年代から広報部門ひと筋で、一時NBAボストン・セルティックスで同様の職を務めていたが出戻り。01年12月にマリナーズのマーケティング担当副部長となり、昨年10月に現職に昇進した。
●エドガー(エドガー・マルティネス)
87年から04年までマリナーズひと筋で活躍したフランチャイズの英雄で、通算1283四球や1261打点など数々の球団記録を保持。背番号11は永久欠番にもなっている。キャリアを通じてDH専任で本格的に活躍した史上初の選手であり、最優秀DH賞は彼の名を冠して「エドガー・マルティネス賞」と呼ばれる。
●ジュニア(ケン・グリフィーJr.)
90年代のMLBを代表するスーパースターで、マリナーズ史上最大の英雄。イチローにとっては日本時代から憧れの存在で、09~10年はチームメイトとして友情を築いた。97~98年に2年連続で56本塁打を放ったパワーだけでなく、走攻守のすべてに優れた5ツール・プレーヤーとして知られる。天真爛漫なキャラクターもファンから愛された。16年に当時史上最高の得票率99.3%で殿堂入りした。
日本が誇る玩具メーカー任天堂の第3代社長にして、同社を世界的企業に押し上げた中興の祖。92年に経営危機に瀕していたマリナーズを買収し、日本人初のMLB球団オーナーとなった。01年にイチローがポスティングでのメジャー移籍を希望した際は、「何がなんでも獲れ」と厳命したという。13年に85歳で死去。
●ハワード・リンカーン
任天堂のアメリカ現地法人『Nintendo of America』の元会長で、元マリナーズのCEO、後にオーナー。山内はシアトルに赴いたことがなく、彼の存命中から事実上のオーナーとして球団経営に参画していた。
●チャック・アームストロング
イチロー渡米当時のマリナーズの球団社長。28年にわたってこの職にあったが、山内死後の14年1月に退任。娘は名門パデュー大で英語・中世文学の教授を務めている。
●ジョン・スタントン
マリナーズの現筆頭オーナー。16年にNintendo of Americaを筆頭とするオーナーグループから球団を買収した。マイクロソフトやコストコの取締役を務めていたこともある。
●ジェリー・ディポート
現マリナーズの編成総責任者で、球界きってのトレード好きとしても知られる。マリナーズに来る前はエンジェルスでもGMを務めた(11~15年在職)。現役時代はメジャー通算390登板の救援投手で、イチローが渡米した01年に現役を引退している(2人に対戦経験はない)。
●ケビン・マルティネス
現マリナーズのビジネス部門トップ。90年代から広報部門ひと筋で、一時NBAボストン・セルティックスで同様の職を務めていたが出戻り。01年12月にマリナーズのマーケティング担当副部長となり、昨年10月に現職に昇進した。
●エドガー(エドガー・マルティネス)
87年から04年までマリナーズひと筋で活躍したフランチャイズの英雄で、通算1283四球や1261打点など数々の球団記録を保持。背番号11は永久欠番にもなっている。キャリアを通じてDH専任で本格的に活躍した史上初の選手であり、最優秀DH賞は彼の名を冠して「エドガー・マルティネス賞」と呼ばれる。
●ジュニア(ケン・グリフィーJr.)
90年代のMLBを代表するスーパースターで、マリナーズ史上最大の英雄。イチローにとっては日本時代から憧れの存在で、09~10年はチームメイトとして友情を築いた。97~98年に2年連続で56本塁打を放ったパワーだけでなく、走攻守のすべてに優れた5ツール・プレーヤーとして知られる。天真爛漫なキャラクターもファンから愛された。16年に当時史上最高の得票率99.3%で殿堂入りした。
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