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プロ野球

【ドラフト候補ランキングベスト50:31~50位】夏の甲子園で大活躍した井上、大学球界屈指の捕手・郡司が登場

2019.10.12

48位:井上広大[外野手・履正社高]
(いのうえ・こうた/右投右打)
 この夏、最も評価を上げた高校生だ。堂々とした体格でパワーは高校生離れしており、詰まってもスタンドまで運ぶことができる。タイミングのとり方に余裕があり、確実性が向上したのも大きな成長ポイントだろう。
■タイプ診断:#長距離砲

49位:柳町達[外野手・慶応大]
(やなぎまち・たつる/右投左打)
東京六大学が誇るヒットメーカー。1年時から不動のレギュラーとして活躍し、通算安打数も100本を超える。プロに入ると個性が埋没しそうな懸念はあるが、実績は申し分ないという安心感は貴重だ。
■タイプ診断:#安打製造機 #実戦型
50位:菊田拡和[外野手・常総学院高]
(きくた・ひろかず/右投右打)
 井上広大(履正社)と並ぶ高校球界屈指のスラッガー。ステップが淡泊で脆さはあるものの、捉えた時の打球は高校生離れしている。この夏も特大の一発を放った。長打力不足のチームにはぜひ狙ってもらいたい素材だ。
■タイプ診断:#長距離砲

 以上、この50人が『THE DIGEST』選定の今ドラフト候補生ランキングトップ50だ。異論もあるだろうが、ランキングは作り手が違えば見方が変わるものとして、楽しんでもらえたら幸いだ。ドラフト直前の「予習」としてだけでなく、ドラフト後に彼がどの球団に進んだのまで含めて振り返っていくと、一層楽しめるのではないだろうか。

文●西尾典文

【著者プロフィール】
にしお・のりふみ。1979年、愛知県生まれ。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。アマチュア野球を中心に年間約300試合を取材し、全国の現場に足を運んでいる。ドラフト、アマチュア野球情報サイト「PABBlab」を今年8月にリリースして多くの選手やデータを発信している。

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