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高校野球

センバツ出場校予想!各地区の選考ポイントを抽出し、運命の32校を占う

松倉雄太

2020.01.23

【21世紀枠】
 候補は9校。東日本5校(帯広農業、磐城、宇都宮、近大高専、敦賀)、西日本4校(伊香、平田、城東、本部)に分かれて1校ずつを選出し、残り7校の中で地域を限定せずに1校を選出する。

 21世紀枠の選出は、事前の推薦理由書、毎日新聞の特集記事に加え、当日の当該都道府県の理事長が推薦理由を説明するプレゼンテーションを行って3校を決めるため、予想が難しい。

 秋の地区大会成績だけで言えば、北海道大会4強の帯広農、東北大会8強の磐城、三重大会を制し東海大会に出場した近大高専の3校にやや分がある。磐城は東日本大震災と昨年の台風被害に加え、かつて夏の甲子園準優勝経験も推薦理由説明に盛り込まれそうで、ポイントが高いのではという見方もある。
 
 一方の西日本は激論が予想される。昨年21世紀枠補欠の平田は、推薦理由説明会で推した部内の普及班などの取り組みが、高校野球200年構想にマッチしている。今年も推薦理由説明に盛り込まれるはずだ

 21世紀枠と一般枠の選考は1月24日午前11時にスタートし、午後3時から選出校と選考経過が発表される。
 センバツは予選を持たない招待大会。どの高校に春の招待状が届くだろうか。

取材・文●松倉雄太(スポーツライター)

【著者プロフィール】
まつくら・ゆうた/1980年12月5日生まれ。2004年からスポーツライターとなり、野球雑誌『報知高校野球』などに寄稿している。ABCテレビ『速報甲子園への道』、『熱闘甲子園』、スカイA『明治神宮大会中継』などのリサーチャーとしても活動中。
 

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