8月27日に開幕した「FIBAユーロバスケット2025」は、9月4日にグループステージの戦いが終了。グループAの最終節では、ここまで全勝で勝ち上がってきたトルコとセルビアが首位の座をかけて激突した。
両軍の大エースであるセルビアのニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)と、トルコのアルペレン・シェングン(ヒューストン・ロケッツ)の対決が注目されたこの一戦は、最大点差がわずか8、終盤まで僅差の展開が続く期待通りの熱戦となった。
最終クォーター残り1分、89-88とトルコが1点リードの場面で、ヨキッチがオフェンシブ・リバウンドからゴール下でねじ込んでセルビアが逆転。しかし、トルコもファウルで得たフリースローをミスなく決めて93-90とリードを奪い返す。
残り15秒でポゼッションを得たセルビアは、ヨキッチが決まれば同点の3ポイントを放ったが、これがリムに弾かれると、最後もシェングンがフリースローを冷静に沈めて、95-90で逃げ切った。
優勝候補のセルビアを相手に価値ある勝利を手にしたトルコベンチでは、エルギン・アタマンHC(ヘッドコーチ)が力強くガッツポーズ。トルコは晴れてグループステージ全勝で首位通過を決めた。
注目のエース対決は、シェングンがゲームハイの28得点に13リバウンド、8アシストとトリプルダブルに迫る数字を叩き出し、22得点、9リバウンド、4アシスト、3スティールのヨキッチを上回った。
そのサイズ感やコートビジョンに優れたプレースタイルなどから、“ベイビー・ヨキッチ”の愛称で知られていたシェングン。試合後の会見ではトルコの先発ガードのシェーン・ラーキンに対し、「もはや“ベイビー・ヨキッチ”の称号は似つかわしくないのでは?」という質問が投げかけられた。
すると、この試合で23得点、9アシストの活躍を見せたラーキンは、冷静な分析を交えつつこう答えた。
「彼自身はそのニックネームは望んでいないと思う。でも、2人のプレースタイルに共通点があるのは確かだ。アルペレンは闘志あふれた、自信に満ちた若者だ。バスケットボールの技術も才能も非常に高いレベルにある。今の彼はまだ成長途上で、彼の真価が発揮されるのはまだまだだこれからだ。
だから若手時代の彼、ルーキーイヤーやセカンドイヤーの頃の彼については、プレースタイルが似ていることから“ベイビー・ヨキッチ”と呼んでもいいかもしれないけれど、今の彼はその頃からはるかに成長しているよ」
両軍の大エースであるセルビアのニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)と、トルコのアルペレン・シェングン(ヒューストン・ロケッツ)の対決が注目されたこの一戦は、最大点差がわずか8、終盤まで僅差の展開が続く期待通りの熱戦となった。
最終クォーター残り1分、89-88とトルコが1点リードの場面で、ヨキッチがオフェンシブ・リバウンドからゴール下でねじ込んでセルビアが逆転。しかし、トルコもファウルで得たフリースローをミスなく決めて93-90とリードを奪い返す。
残り15秒でポゼッションを得たセルビアは、ヨキッチが決まれば同点の3ポイントを放ったが、これがリムに弾かれると、最後もシェングンがフリースローを冷静に沈めて、95-90で逃げ切った。
優勝候補のセルビアを相手に価値ある勝利を手にしたトルコベンチでは、エルギン・アタマンHC(ヘッドコーチ)が力強くガッツポーズ。トルコは晴れてグループステージ全勝で首位通過を決めた。
注目のエース対決は、シェングンがゲームハイの28得点に13リバウンド、8アシストとトリプルダブルに迫る数字を叩き出し、22得点、9リバウンド、4アシスト、3スティールのヨキッチを上回った。
そのサイズ感やコートビジョンに優れたプレースタイルなどから、“ベイビー・ヨキッチ”の愛称で知られていたシェングン。試合後の会見ではトルコの先発ガードのシェーン・ラーキンに対し、「もはや“ベイビー・ヨキッチ”の称号は似つかわしくないのでは?」という質問が投げかけられた。
すると、この試合で23得点、9アシストの活躍を見せたラーキンは、冷静な分析を交えつつこう答えた。
「彼自身はそのニックネームは望んでいないと思う。でも、2人のプレースタイルに共通点があるのは確かだ。アルペレンは闘志あふれた、自信に満ちた若者だ。バスケットボールの技術も才能も非常に高いレベルにある。今の彼はまだ成長途上で、彼の真価が発揮されるのはまだまだだこれからだ。
だから若手時代の彼、ルーキーイヤーやセカンドイヤーの頃の彼については、プレースタイルが似ていることから“ベイビー・ヨキッチ”と呼んでもいいかもしれないけれど、今の彼はその頃からはるかに成長しているよ」
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