9月5日(日本時間6日)、ネイスミス・バスケットボール・ホール・オブ・フェイム(以降、殿堂)は、2025年に殿堂入りするメンバーの写真撮影を行なった。
今年の目玉のカーメロ・アンソニー(元デンバー・ナゲッツほか)は、息子カイアンが手伝い、殿堂入りを象徴するジャケットを着用して満面の笑みを見せた。
カーメロは、2003年のドラフト全体3位でナゲッツから指名され、ナゲッツ、ニューヨーク・ニックス、オクラホマシティ・サンダー、ヒューストン・ロケッツ、ポートランド・トレイルブレイザーズ、ロサンゼルス・レイカーズでプレーしてきた。
強靭なフィジカルと柔らかいシュートタッチを持つ“メロ”は、磨き上げたスキルを駆使して得点を量産。レギュラーシーズン通算1260試合の出場でキャリア平均22.5点、6.2リバウンド、2.7アシストをマーク。
キャリア19年で歴代10位の通算2万8289得点を積み上げ、10度のオールスター、6度のオールNBAチーム選出、NBAの75周年記念チームにも選出。さらに、アメリカ代表では3つのオリンピック金メダルを勝ち獲ったことを考えれば、殿堂入りは当然と言っていい。
気になるのは、稀代のスコアラーがNBAのチームで永久欠番になるのか、だ。カーメロが欠番入りする可能性があるのは、キャリア最初の約8シーズンを過ごしたナゲッツ(背番号15)、その後に7シーズン近くをプレーしたニックス(背番号7)の2チームで、どちらも平均20点以上を残している。
ただ、現在ナゲッツではニコラ・ヨキッチが15番を着用。通称“ジョーカー”はMVPに3度輝き、2023年にはチームを初優勝に導いてファイナルMVPも手にしており、現役No.1プレーヤーにも挙げられる。
実績ではヨキッチが上回るが、現役時代にナゲッツとニックスでカーメロと共闘したチャンシー・ビラップス(現ブレイザーズ指揮官)は、5日に現地メディア『Andscape』へ公開された記事の中でこう話していた。
「彼ら(ナゲッツ)はメロが引退した後、永久欠番にすべきだった。彼が引退して、私は『そうか。彼は引退したんだ。もう試合でプレーしない。永久欠番にする時だ』と話したんだ。私からすれば、それでも遅すぎるくらいさ。メロのジャージーを欠番にするのは、何よりも最初にすべきことだった。それは彼がこの球団においてどれほど重要な存在なのか、私は十分理解しているからなんだ」
今年の目玉のカーメロ・アンソニー(元デンバー・ナゲッツほか)は、息子カイアンが手伝い、殿堂入りを象徴するジャケットを着用して満面の笑みを見せた。
カーメロは、2003年のドラフト全体3位でナゲッツから指名され、ナゲッツ、ニューヨーク・ニックス、オクラホマシティ・サンダー、ヒューストン・ロケッツ、ポートランド・トレイルブレイザーズ、ロサンゼルス・レイカーズでプレーしてきた。
強靭なフィジカルと柔らかいシュートタッチを持つ“メロ”は、磨き上げたスキルを駆使して得点を量産。レギュラーシーズン通算1260試合の出場でキャリア平均22.5点、6.2リバウンド、2.7アシストをマーク。
キャリア19年で歴代10位の通算2万8289得点を積み上げ、10度のオールスター、6度のオールNBAチーム選出、NBAの75周年記念チームにも選出。さらに、アメリカ代表では3つのオリンピック金メダルを勝ち獲ったことを考えれば、殿堂入りは当然と言っていい。
気になるのは、稀代のスコアラーがNBAのチームで永久欠番になるのか、だ。カーメロが欠番入りする可能性があるのは、キャリア最初の約8シーズンを過ごしたナゲッツ(背番号15)、その後に7シーズン近くをプレーしたニックス(背番号7)の2チームで、どちらも平均20点以上を残している。
ただ、現在ナゲッツではニコラ・ヨキッチが15番を着用。通称“ジョーカー”はMVPに3度輝き、2023年にはチームを初優勝に導いてファイナルMVPも手にしており、現役No.1プレーヤーにも挙げられる。
実績ではヨキッチが上回るが、現役時代にナゲッツとニックスでカーメロと共闘したチャンシー・ビラップス(現ブレイザーズ指揮官)は、5日に現地メディア『Andscape』へ公開された記事の中でこう話していた。
「彼ら(ナゲッツ)はメロが引退した後、永久欠番にすべきだった。彼が引退して、私は『そうか。彼は引退したんだ。もう試合でプレーしない。永久欠番にする時だ』と話したんだ。私からすれば、それでも遅すぎるくらいさ。メロのジャージーを欠番にするのは、何よりも最初にすべきことだった。それは彼がこの球団においてどれほど重要な存在なのか、私は十分理解しているからなんだ」
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