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NBA

平均身長209cm!ロケッツ指揮官が開幕戦の先発を明言「リーグ史上最も大柄なチームのひとつになる」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.10.21

ロケッツはアダムズ(左)とシェングン(右)を筆頭に、5人中4人が211cmの超ビッグラインナップで王者撃破に挑む。(C)Getty Images

ロケッツはアダムズ(左)とシェングン(右)を筆頭に、5人中4人が211cmの超ビッグラインナップで王者撃破に挑む。(C)Getty Images

 現地時間10月20日(日本時間21日)、ヒューストン・ロケッツのイーメイ・ユドカHC(ヘッドコーチ)は、翌21日に控える2025-26シーズン開幕戦のオクラホマシティ・サンダー戦に向けた先発陣を明かした。

「我々は、おそらくリーグ史上最も大柄なチームのひとつになる」

 そう指揮官が語った5人は、バックコートに201cmのアメン・トンプソンと211cmのケビン・デュラント、フロントコートにはいずれも211cmのジャバリ・スミスJr.、アルペレン・シェングン、スティーブン・アダムズだった。

 平均身長は実に209cm。この5人はいずれもウイングスパンが213cm以上を誇り、なかでもデュラントとアダムズは約225cmと、高さだけでなく“長さ”の面でも相手の脅威となる。

 一方、昨季の覇者サンダーは、シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(198cm)の相棒ジェイレン・ウィリアムズ(196cm)がオフに受けた右手首の手術の影響で欠場が決定。

 216cmのチェット・ホルムグレン、213cmのアイザイア・ハーテンスタインによる“2ビッグ”がいるとはいえ、高さ・長さの両面でサンダーにとって厳しいマッチアップとなりそうだ。
 
「これは人員配置や相手チームによって変わってくる。だから、あの5人が何をしたかの問題ではない。確かに、彼らは出場時間内でいいプレーをしていたが、OKCのスタイルに合わせた意図もある」

 ユドカHCが話したように、“ビッグラインナップ”はあくまでサンダー対策の一手なのかもしれない。ただ、今季もウエスタン・カンファレンスは激戦の様相だけに、優勝候補相手に“メッセージ”を送る意味でもインパクト大な起用法と言えるだろう。

 ロケッツの高さと長さに対して、サンダーが機動力を駆使して点を奪えるかは、試合の大きなポイントとなる。また、シェングンとアダムズは球際の争い、特にオフェンシブ・リバウンドに滅法強い一方、3ポイントをほとんど打たないだけに、ロケッツがどう攻撃を組み立てるかも焦点となる。

 そのなかで、昨季も同時起用を経験しているシェングンとアダムズは、自信を覗かせていた。

「とても自然な感じだった。僕らはいくつか異なる部分を持っていたけど、それでも昨年一緒にやって築き上げてきたものもある。すごくやりやすいと感じた」とアダムズが語れば、シェングンもこう口にしていた。

「僕はどのポジションでもプレーできる。昨季もボールを運ぶ場面があったけど、今はもっと責任が増えている。チームメイトを助けて、良い位置にパスを出して、簡単なショットを作れるようにしたい」
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