連覇を狙った昨季のボストン・セルティックスは、イースタン・カンファレンス準決勝でニューヨーク・ニックスに敗れ、早々にシーズンを終えることとなった。
さらに悪いことに、シリーズ第4戦でエースのジェイソン・テイタムがアキレス腱断裂の重症を負い、今季中の復帰については見通しが立たない状況となっている。
優勝戦線からの離脱がほぼ確実な今季は、オフにサラリーキャップ削減のためにガードのドリュー・ホリデーをポートランド・トレイルブレイザーズに、ビッグマンのクリスタプス・ポルジンギスをアトランタ・ホークスに放出するなど、人員整理に精を出した。
特にセンター陣はポルジンギスに加え、アル・ホーフォード、ルーク・コーネットと、昨季のローテーションメンバー3人が揃ってチームを去り、戦力の弱体化が目立つ。
そこで今季、スターター昇格のチャンスを掴むことになったのが、4番手のネミーアス・ケイタだ。
ポルトガル出身の26歳は、2021年のドラフト2巡目39位でサクラメント・キングスから指名を受け、同国初のNBAプレーヤーとなった。
セルティックスと2WAY契約を結んだ2023-24シーズンは、出場試合数こそ28にとどまったが、平均11.9分で4.4リバウンドを奪い、オフに本契約を勝ち取った。
加入2年目の昨季は62試合に出場し、11月のアトランタ・ホークス戦ではキャリア初の先発出場。213cmのビッグマンは平均5.0点、3.8リバウンドを記録し、とりわけフィールドゴール成功率65.0%と、効率の良さをアピールした。
そんな彼の真価を測る上では、今夏のユーロバスケットでの活躍ぶりも評価対象になったことだろう。
ポルトガル代表の屋台骨としてケイタはグループリーグの初戦、対チェコ戦で23得点、18リバウンドといきなり好パフォーマンスを披露。
母国を史上初のラウンド16に導くと、のちに優勝するドイツ戦でチームは58-85と完敗を喫したが、自身は18得点、11リバウンドと奮闘した。
大会6試合で平均15.5点、8.0リバウンド、1.7ブロックと、NBAプレーヤーの名に恥じない数字だけでなく、貴重なセカンドチャンスをもたらしたオフェンシブ・リバウンドや仲間のために身体を張る献身さは、大会を通して際立っていた。
その活躍ぶりは、セルティックスのジョー・マズーラHC(ヘッドコーチ)も常にチェックしていたようで、大会中にケイタにたびたび賞賛のメッセージやアドバイスを送っていたという。
さらに悪いことに、シリーズ第4戦でエースのジェイソン・テイタムがアキレス腱断裂の重症を負い、今季中の復帰については見通しが立たない状況となっている。
優勝戦線からの離脱がほぼ確実な今季は、オフにサラリーキャップ削減のためにガードのドリュー・ホリデーをポートランド・トレイルブレイザーズに、ビッグマンのクリスタプス・ポルジンギスをアトランタ・ホークスに放出するなど、人員整理に精を出した。
特にセンター陣はポルジンギスに加え、アル・ホーフォード、ルーク・コーネットと、昨季のローテーションメンバー3人が揃ってチームを去り、戦力の弱体化が目立つ。
そこで今季、スターター昇格のチャンスを掴むことになったのが、4番手のネミーアス・ケイタだ。
ポルトガル出身の26歳は、2021年のドラフト2巡目39位でサクラメント・キングスから指名を受け、同国初のNBAプレーヤーとなった。
セルティックスと2WAY契約を結んだ2023-24シーズンは、出場試合数こそ28にとどまったが、平均11.9分で4.4リバウンドを奪い、オフに本契約を勝ち取った。
加入2年目の昨季は62試合に出場し、11月のアトランタ・ホークス戦ではキャリア初の先発出場。213cmのビッグマンは平均5.0点、3.8リバウンドを記録し、とりわけフィールドゴール成功率65.0%と、効率の良さをアピールした。
そんな彼の真価を測る上では、今夏のユーロバスケットでの活躍ぶりも評価対象になったことだろう。
ポルトガル代表の屋台骨としてケイタはグループリーグの初戦、対チェコ戦で23得点、18リバウンドといきなり好パフォーマンスを披露。
母国を史上初のラウンド16に導くと、のちに優勝するドイツ戦でチームは58-85と完敗を喫したが、自身は18得点、11リバウンドと奮闘した。
大会6試合で平均15.5点、8.0リバウンド、1.7ブロックと、NBAプレーヤーの名に恥じない数字だけでなく、貴重なセカンドチャンスをもたらしたオフェンシブ・リバウンドや仲間のために身体を張る献身さは、大会を通して際立っていた。
その活躍ぶりは、セルティックスのジョー・マズーラHC(ヘッドコーチ)も常にチェックしていたようで、大会中にケイタにたびたび賞賛のメッセージやアドバイスを送っていたという。
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