現地時間11月17日、NBAが今季第４週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからアトランタ・ホークスのジェイレン・ジョンソン、ウエスタン・カンファレンスからデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチが選出された。

　11月10日（月）から16日（日）の期間中、４試合に出場したジョンソンは平均24.0点、12.0リバウンド、9.3アシスト、2.50スティールをマーク。チームの同週全勝に貢献し、キャリア初の週間MVPに輝いた。

　入団５年目を迎えた23歳のマルチフォワードは、この週にフィールドゴール成功率60.3％（35／58）、３ポイント成功率57.1％（８／14）と躍動。４試合のスパンで、「95得点、45リバウンド、35アシスト、10スティール」以上を記録した球団初の選手となった。

　とりわけ異彩を放ったのが13日のユタ・ジャズ戦で、４部門でキャリアハイとなる31得点、18リバウンド、14アシスト、７スティールという歴史的活躍を披露。スティールが公式記録となった1973年以降で「30－15－10－７」をクリアしたのはジョンソンが初だ。

　司令塔のトレイ・ヤングを欠きながら、アウェー４連戦で全勝（前週を含めれば５連勝）を飾ったホークスは、９勝５敗でイースト３位タイに浮上している。
  　一方のヨキッチは、３試合で平均39.0点、13.0リバウンド、8.0アシストと相変わらずのオールラウンドぶりを発揮。ホークスと同様、ナゲッツをアウェーゲーム全勝に導き、２週連続の今季２回目、通算19回目の受賞を果たした。

　30歳の万能センターは、期間中にフィールドゴール（FG）成功率73.7％（42／57）、３ポイント成功率64.3％（９／14）、フリースロー成功率88.9％（24／27）と驚異的なシュート精度を披露。

　11日のサクラメント・キングス戦はFG成功率84.2％（16／19）で35得点を奪うと、翌日のロサンゼルス・クリッパーズ戦では同成功率78.3％（18／23）で55得点を叩き出した。なお、この試合は第３クォーターまでに52得点、11リバウンド、６アシストをマークしており、これは1997年以降初の快挙だった。

　２週連続MVPの大黒柱に導かれ、ナゲッツは10勝３敗でウエスト２位をキープ。発表当日にシカゴ・ブルズに敗れて連勝は７で止まったが、ここまでヨキッチはリーグ７位の平均29.2点＆FG64.8％、リバウンドとアシストはともに１位の13.4本＆11.1本と抜群の安定感を誇っている。

構成●ダンクシュート編集部

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