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バスケW杯

「生産性を上げるために」バスケ日本代表・桶谷HCの勝利哲学。次回W杯予選は「より競争感の強い」メンバー選考に<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2026.03.10

普段からホームにする沖縄の地で、日本代表指揮官として初勝利をあげた桶谷HC。(C)FIBA

普段からホームにする沖縄の地で、日本代表指揮官として初勝利をあげた桶谷HC。(C)FIBA

 3月6日、JBA(日本バスケットボール協会)公式YouTubeの人気企画、『INSIDE AKATSUKI』が更新された。

 これは日本代表“AKATSUKI JAPAN”の裏側に密着したドキュメンタリーで、今回は2月26日~3月1日に沖縄で行なわれた『FIBAバスケットボールワールドカップ2027アジア地区予選Window2』の舞台裏が明かされた。

 中国戦の前日練習で渡邊雄太が喝を入れた円陣の様子や、その後の練習風景、試合直前の緊迫したロッカールームの映像が公開されたなか、動画中盤で見られるのが、今Windowから新たに就任した桶谷大HC(ヘッドコーチ)による中国戦の翌朝のミーティングだ。

 2月26日に行なわれた中国戦。日本は前半で47-33と最高のスタートを切ったが、第3クォーターに9-25と失速し、よもやの逆転負け。この劣勢の時間帯、桶谷HCは「みんなが同じ方向で力を発揮できていなかった」と選手たちに説き、次のように続けた。

「みんなが勝ちたいと思っている。だからこそ生産性を上げるために、みんなが隣の人に興味を持つ。隣の人とコミュニケーションを取る。チームとしてコミュニケーションを取って、同じ方向を向いて同じパワーを出す。それが生産性。それがナショナルチームとして一番大切なこと。ちゃんと生産性を出す。絶対にそういうチームが勝つ」
 
 迎えた韓国戦、日本は前半を4点リードで折り返す。後半には中国戦と同様に逆転を許したが、ここで再び結束し、終盤に再逆転に成功すると、最後は78-72で勝利を収めた。

 試合後のミーティング、桶谷HCは「みんながコーチを信用してやってくれた。ありがとう、素晴らしい、グッドゲーム!」と締めると、選手たちから一斉に水を掛けられ手荒い祝福。

 キャプテンの富樫勇樹から「ファーストウィン!」と、日本代表指揮官としての初勝利ボールを手渡され、ロッカールームは最高の雰囲気に包まれた。

 日本代表の次戦は7月、3日と6日にいずれもアウェーで中国、韓国と対戦する。

 桶谷HCはメンバー選考について韓国戦後の会見で、「今回は競争というよりも、より一体感を出して合宿や試合に臨みたいというのがあった」と明かしたが、「次の合宿は時間があるので、もしかするともう少しCompetitive(競争感の強い)な合宿になる可能性がある」と語った。

 八村塁と河村勇輝のNBA組の招集については明言しなかったが、次回はより新指揮官の色が出た“桶谷ジャパン”の戦いに期待したいところだ。

構成●ダンクシュート編集部

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