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バスケW杯

「日本らしさが出せなかった」と悔やむ渡邊雄太、守備で見せ場を作るもトルコに完敗

ダンクシュート編集部

2019.09.01

ディフェンスで存在感を発揮した渡邊。NBA選手相手に巧みなブロックを決める場面も。(C)Getty Images

ディフェンスで存在感を発揮した渡邊。NBA選手相手に巧みなブロックを決める場面も。(C)Getty Images

FIBAワールドカップ・1次ラウンド/9月1日(日)
日本 67-86 トルコ


 FIBAワールドカップの1次ラウンド第1戦、日本はチェコに67-86で完敗。試合後、渡邊雄太がフジテレビのフラッシュインタビューに応じ、悔しさを露わにした。

「試合を通してトルコの方がいいバスケをしていたし、自分たちも“日本らしさ”が出せなかった。悔しい負け方だった」

 日本は序盤からトルコに主導権を握られ、第1クォーターを終えた時点で16点差をつけられてしまう。渡邊は「立ち上がりが大事だということはこれまでの試合でわかっていたので、集中していこうと話していた。でも正直若さが出たというか、向こうの方が落ち着いていい入り方ができていた」と、相手に試合の流れを渡してしまった最初の10分間を悔やんだ。

 その後、第2クォーター以降は55-58と互角の試合を展開。しかし「いきなり20点くらい離されて、そのまま最後までズルズルいってしまった」と話したように、序盤に背負った大量ビハインドが大きく響く結果となった。
 フィールドゴールこそ4/12(33.3%)に留まった渡邊だが、得意のディフェンスでは2スティール、1ブロックと存在感を発揮。複数のNBA選手を擁するトルコ相手に一歩も引かず「コートではNBA選手かどうかは関係ない。そういったことは一切気にせず、日本代表としてプレーすることを心掛けていた」と、アメリカとの試合も組まれている今後に向けて頼もしいコメントを残した。

「大会は始まったばかり。負けても試合は続くので、しっかり切り替えて次のチェコ戦に備えたい」とインタビューを締めた渡邊。必勝で臨むチェコとの次戦での活躍に期待したい。

構成●ダンクシュート編集部
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