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NBA

『HoopsHype』が昨季の全米放送の視聴率トップ10を発表!ファイナルを抑え、5位にランクしたのは?

秋山裕之

2020.10.28

昨年のクリスマスに行なわれた“LA対決”がファイナルを抑えてトップ5に入った。(C)Getty Images

昨年のクリスマスに行なわれた“LA対決”がファイナルを抑えてトップ5に入った。(C)Getty Images

 NBAの2019-20シーズンは、レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビス率いるロサンゼルス・レイカーズが通算17度目の優勝を飾って幕を下ろした。

 コビー・ブライアント、デイビッド・スターン(前コミッショナー)といったリーグを代表する偉人たちの逝去、新型コロナウイルスによる前代未聞のシーズン中断、バブルと呼ばれるフロリダ州オーランドで、無観客の中で行なわれた第二幕など、約1年間に数多くのことが起き、歴史的なシーズンになったと言っていい。

 そんななか、10月26日(日本時間27日、日付は以下同)に『HoopsHype』が昨季行なわれた全米放送の試合における視聴者数・視聴率ランキングを発表した。

『ShowBuzz Daily』の協力の下、レギュラーシーズンとプレーオフにおける視聴者数と視聴率の平均値は下記の通り(カッコ内は昨季との比較)。

■2019-20シーズンに全米放送された試合の視聴者数と視聴率の平均値
<レギュラーシーズン>
視聴者数:141万人(9.36%減)
視聴率:0.90%(8.55%減)

<プレーオフ>
視聴者数:292万人(36.94%減)
視聴率:1.72%(40.19%減)

 シーズン中断という予期せぬアクシデントがあったものの、レギュラーシーズン、プレーオフとも視聴者数と視聴率はダウン。だが昨季は開幕6週間経過時点でNBAの視聴率はダウンしており、『Sports Business Journal』は『NBA on TNT』で22%、『NBA on ESPN』では19%も下がっていると報じていた。
 
 昨年12月下旬に『Yahoo! Finance』の“On The Move”へ出演したマーク・テイタム(NBA副コミッショナー兼COO)は、テレビ視聴率低下となった要因のひとつとして「運が悪かった。昨季はクレイ・トンプソン、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、ケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)、ザイオン・ウィリアムソン(ニューオリンズ・ペリカンズ)といった、視聴者が観たいと思う選手たちがケガのため欠場している」と語っていた。

 昨季はカリーが左手骨折による長期離脱、トンプソンとデュラントは全休しており、ザイオンは1月中旬にデビューするも、ペリカンズは第二幕のシーディングゲーム(順位決定戦)で失速したためプレーオフに出場できなかった。

 では、昨季の全米放送で最も多く観られた試合はどのカードだったのか。ここでは、上位10試合を見ていきたい(チーム名は略称、右側がホームチーム)。
 

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