マイケル・ジョーダンとレブロン・ジェームズによる“史上最高のプレーヤー”を巡る議論は、2019-20シーズンのNBAファイナル以降、大いに盛り上がりを見せている。この永遠のテーマに、1990年代を象徴するアスレティック系パワーフォワードとしてリーグを席巻した“レインマン”ことショーン・ケンプが参戦した。
昨季のレブロンは歴代3位タイとなる10度目のNBAファイナル進出を果たし、自身4度目の優勝を達成。異なる3チーム(マイアミ・ヒート、クリーブランド・キャバリアーズ、ロサンゼルス・レイカーズ)で頂点に立ち、なおかつそのすべてでファイナルMVPを獲得した史上初の選手としてその名を刻んだ。
通算得点とアシストで史上唯一歴代トップ10位入りを果たし、35歳にして初のアシスト王(平均10.2本)に輝くなど衰え知らずのレブロン。そんな“キング”が今季改めて評価を上げ、“神様”ジョーダンとの比較がさらに熱を帯びている格好だ。
2004−05シーズンから導入された「ハンドチェック禁止」など、スタイルとルールの違いが比較の“障害”として再三指摘されてきたが、ケンプの中で答えは一択のようだ。YouTube番組『The Dab Roast』で「レブロンかジョーダンか」というテーマになった際、「レブロンは残りのキャリアでジョーダンを超えられる?」と尋ねられると、「ノー」と即答した。
「マイケル・ジョーダンに軍配が上がるよ。レブロン・ジェームズは素晴らしい成績を収めているが、マイケル・ジョーダンのキャリアは勝利にのみ彩られている」
ケンプは1996年、シアトル・スーパーソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)の一員として、ジョーダン、スコッティ・ピッペン、デニス・ロッドマンの“三銃士”を擁するシカゴ・ブルズとNBAファイナルで対戦。自身はシリーズ平均23.3点、10.0リバウンドを記録したものの、ジョーダンに平均27.3点、5.3リバウンド、4.2アシスト、1.67スティールの大活躍を許し、2勝4敗で涙を呑んだ。自身の敗戦の経験も踏まえ、出場したファイナル6回すべてでチャンピオンに輝いたその偉大さを力説している。
昨季のレブロンは歴代3位タイとなる10度目のNBAファイナル進出を果たし、自身4度目の優勝を達成。異なる3チーム(マイアミ・ヒート、クリーブランド・キャバリアーズ、ロサンゼルス・レイカーズ)で頂点に立ち、なおかつそのすべてでファイナルMVPを獲得した史上初の選手としてその名を刻んだ。
通算得点とアシストで史上唯一歴代トップ10位入りを果たし、35歳にして初のアシスト王(平均10.2本)に輝くなど衰え知らずのレブロン。そんな“キング”が今季改めて評価を上げ、“神様”ジョーダンとの比較がさらに熱を帯びている格好だ。
2004−05シーズンから導入された「ハンドチェック禁止」など、スタイルとルールの違いが比較の“障害”として再三指摘されてきたが、ケンプの中で答えは一択のようだ。YouTube番組『The Dab Roast』で「レブロンかジョーダンか」というテーマになった際、「レブロンは残りのキャリアでジョーダンを超えられる?」と尋ねられると、「ノー」と即答した。
「マイケル・ジョーダンに軍配が上がるよ。レブロン・ジェームズは素晴らしい成績を収めているが、マイケル・ジョーダンのキャリアは勝利にのみ彩られている」
ケンプは1996年、シアトル・スーパーソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)の一員として、ジョーダン、スコッティ・ピッペン、デニス・ロッドマンの“三銃士”を擁するシカゴ・ブルズとNBAファイナルで対戦。自身はシリーズ平均23.3点、10.0リバウンドを記録したものの、ジョーダンに平均27.3点、5.3リバウンド、4.2アシスト、1.67スティールの大活躍を許し、2勝4敗で涙を呑んだ。自身の敗戦の経験も踏まえ、出場したファイナル6回すべてでチャンピオンに輝いたその偉大さを力説している。