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NBA

成長著しいセルティックスのエース、テイタムが新シーズンに向け抱負「俺はベストプレーヤーになりたい」

秋山裕之

2020.12.17

契約総額MAX額で延長契約したテイタム。(C)Getty Images

契約総額MAX額で延長契約したテイタム。(C)Getty Images

 12月13日(日本時間14日、日付は以下同)、ボストン・セルティックスの知将ブラッド・スティーブンス・ヘッドコーチ(HC)が興味深いニュースを発した。

 それはセルティックスが誇るエース、ジェイソン・テイタムの身長が昨季開幕時の6フィート8インチ(203㎝)から6フィート10インチ(208㎝)まで伸びたというもの。NBAでは若手とはいえ、テイタムは22歳であり、1年間に2インチ(約5㎝)も背が伸びるのは珍しい。

 しかもただ背が伸びただけではない。昨季オールスターに初選出されたフォワードは、10パウンド(約4.5㎏)の増量にも成功し、より大きく、より強くなって今季を迎えることとなったのである。

「俺たちの意識は優勝へ向いている」と意気揚々と迎えた昨季のプレーオフ。テイタムは平均25.7点、10.0リバウンド、5.0アシスト、1.0スティール、1.2ブロックを残したものの、イースタン・カンファレンス・ファイナルでマイアミ・ヒートの前に2勝4敗で敗退し、2010年以来のNBAファイナル進出を逃した。
 
「俺はこれまでよりも厳しくマークされて、ダブルチームされることも増えたし、ブリッツ(2メンゲームでディフェンスが2人がかりで潰しにくること)してくるのを見てきた。そこで俺は、自分のプレーメーキングを引き上げなきゃいけないと思ったんだ。もっと周囲の皆のゲームを楽にして、もっと巻き込んでいくようにしなきゃいけない」

 16日に行なわれたメディアとの会見でテイタムはそう語り、今季はよりプレーメーカーとしてフォーカスしていくことを明言。昨季までのキャリア3シーズンでテイタムは、得点、リバウンド、アシスト、スティールの数字を毎シーズン伸ばしているのだが、昨季は平均3.0アシストと、まだまだ数字を伸ばすことは十分可能だろう。
 

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