12月22日、NBAの2020-21シーズンが開幕した。昨季のファイナル終了から今季開幕の間隔はわずか71日しかなく、移籍マーケットの動きも例年以上に激しかった。そのため、現時点でFAマーケットには今季の所属先が決まっていない実力者が多く残っている。
ここでは、各チームにとって力強い戦力になり得る選手たちを紹介。最後はセンター編だ(ポジション&チーム名は略称)。
■ドゥエイン・デッドモン(31歳)
キャリア成績:394試合、平均6.4点、6.0リバウンド、0.7アシスト
2017―18シーズンから2年間ホークスで先発センターを務め、2年連続で平均2桁得点、7リバウンド以上をマーク。昨季はキングスで出番に恵まれず成績を落とすも、シーズン途中に復帰したホークスでは平均8.1点、8.2リバウンドと及第点の成績を残した。プロ入り当初は攻撃力に難があったが、年を追うごとにシュートレンジを広げ、現在では3ポイントも決められるストレッチ5に成長。FAのセンターとしてはトップクラスの人材だ。
■パウ・ガソル(40歳)
キャリア成績:1226試合、平均17.0点、9.2リバウンド、3.2アシスト
優勝2回、オールNBAチーム選出4回、オールスター出場6回と申し分ない実績を誇るスペインのレジェンド。昨季はケガで全休、40歳という年齢を考えると多くは望めないが、正確なミドルシュートやパスセンスはまだ健在だ。本人は現役続行を望んでおり、コンディションさえ問題なければ、控えセンターとして先発陣の休憩時間を稼げるだろう。
■カイル・オクイン(30歳)
キャリア成績:472試合、平均5.4点。4.6リバウンド、1.4アシスト
センターとしてのサイズ不足(206cm)を横幅とフィジカルの強さでカバー。シュートタッチもまずまずで、昨季のシーディングゲームでは11アシストを決めた試合もあったように、パスセンスも備えている。プレータイムさえ与えられれば、攻守で平均以上の活躍が見込めるため、バックアッパーとして価値はあるはずだ。
■ジョン・ヘンソン(30歳)
キャリア成績:445試合、平均7.6点、5.3リバウンド、1.1アシスト
バックス在籍時の14-15シーズン、平均ブロックでリーグ5位にランクしたこともあるディフェンシブビッグマン。得点はフックシュート、ゴール下のイージーショットがほとんどだが、一昨季は11本、昨季は8本の3ポイントを決めるなど少しずつプレーエリアを広げている。守備は高水準だけに、NBA復帰のポイントはアウトサイドシュートのさらなる向上だ。
■タイソン・チャンドラー(38歳)
キャリア成績:1160試合、平均8.2点、9.0リバウンド、0.8アシスト
ガソルと同じ2001年にプロ入り。216㎝のサイズを武器にゴール下で存在感を放ち、11年にはマブズの初優勝に貢献。通算リバウンドは現役3位(1万467本)ブロックは同6位(1335本)にランクしている。ただ、シュートレンジの狭さや身体能力の低下で近年は出場機会が激減し、ベンチ奥が定位置となっている。期待される役割はロッカールームのリーダーや若手の指南役か。
構成●ダンクシュート編集部
【名場面PHOTO】ジョーダン最後のオールスター、コビー81得点、カーターの豪快ダンク……1999-2019 NBA名場面集
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■ドゥエイン・デッドモン(31歳)
キャリア成績:394試合、平均6.4点、6.0リバウンド、0.7アシスト
2017―18シーズンから2年間ホークスで先発センターを務め、2年連続で平均2桁得点、7リバウンド以上をマーク。昨季はキングスで出番に恵まれず成績を落とすも、シーズン途中に復帰したホークスでは平均8.1点、8.2リバウンドと及第点の成績を残した。プロ入り当初は攻撃力に難があったが、年を追うごとにシュートレンジを広げ、現在では3ポイントも決められるストレッチ5に成長。FAのセンターとしてはトップクラスの人材だ。
■パウ・ガソル(40歳)
キャリア成績:1226試合、平均17.0点、9.2リバウンド、3.2アシスト
優勝2回、オールNBAチーム選出4回、オールスター出場6回と申し分ない実績を誇るスペインのレジェンド。昨季はケガで全休、40歳という年齢を考えると多くは望めないが、正確なミドルシュートやパスセンスはまだ健在だ。本人は現役続行を望んでおり、コンディションさえ問題なければ、控えセンターとして先発陣の休憩時間を稼げるだろう。
■カイル・オクイン(30歳)
キャリア成績:472試合、平均5.4点。4.6リバウンド、1.4アシスト
センターとしてのサイズ不足(206cm)を横幅とフィジカルの強さでカバー。シュートタッチもまずまずで、昨季のシーディングゲームでは11アシストを決めた試合もあったように、パスセンスも備えている。プレータイムさえ与えられれば、攻守で平均以上の活躍が見込めるため、バックアッパーとして価値はあるはずだ。
■ジョン・ヘンソン(30歳)
キャリア成績:445試合、平均7.6点、5.3リバウンド、1.1アシスト
バックス在籍時の14-15シーズン、平均ブロックでリーグ5位にランクしたこともあるディフェンシブビッグマン。得点はフックシュート、ゴール下のイージーショットがほとんどだが、一昨季は11本、昨季は8本の3ポイントを決めるなど少しずつプレーエリアを広げている。守備は高水準だけに、NBA復帰のポイントはアウトサイドシュートのさらなる向上だ。
■タイソン・チャンドラー(38歳)
キャリア成績:1160試合、平均8.2点、9.0リバウンド、0.8アシスト
ガソルと同じ2001年にプロ入り。216㎝のサイズを武器にゴール下で存在感を放ち、11年にはマブズの初優勝に貢献。通算リバウンドは現役3位(1万467本)ブロックは同6位(1335本)にランクしている。ただ、シュートレンジの狭さや身体能力の低下で近年は出場機会が激減し、ベンチ奥が定位置となっている。期待される役割はロッカールームのリーダーや若手の指南役か。
構成●ダンクシュート編集部
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