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選手年俸はどれほど高騰した?30年前はレジェンドクラスも今季の新人と同程度【NBAサラリーランキング・PG番外編】〈DUNKSHOOT〉

ダンクシュート編集部

2021.02.02

30年前はマジック(左)のサラリーですらも、今季のルーキーと同程度の低年俸だった。(C)Getty Images

 2019-20シーズンにおけるNBA選手の平均年俸は、1人あたり約832万ドル(約8億6271万円)。これは、全世界のスポーツにおいて最も高額なサラリーであり、同じ北米4大スポーツのMLB(約403万ドル/4億1796万円)やNFL(約326万ドル/3億3810万円)、NHL(約269万ドル/2億7899万円)と比べても、群を抜いた数字となっている。

 そんな"高給取り"が集まるNBAのなかでも、一番多くのサラリーを稼いでいる選手は誰なのか。この企画ではポジション別やチーム別、さらには時代別など、選手たちの"給料事情"を様々な角度から見ていきたいと思う。

 前回紹介したポイントガード(PG)のサラリーランキングでは、上位4人が4000万ドル超え、そしてトップ10全員が3000万ドル以上の年俸を稼ぎ出していたことがわかった。ただ、選手のサラリーがここまで高騰したのは最近の話。今回は過去10年ごとのPG年俸ランキングを振り返り、選手のサラリーがどれほどインフレしているのかを紹介しよう。(チーム名はフランチャイズ部分省略。選手の所属は当該シーズン開幕時点。チーム名横の"全体○位"はリーグ全体における年俸順位。日本円は現在のレート換算。参照:HoopsHype)
 
■2010-11シーズン ポイントガード年俸ランキング
1位:ギルバート・アリナス(ウィザーズ/全体8位)約1773万ドル/18億6158万円
2位:クリス・ポール(ホーネッツ・現ペリカンズ/全体20位)約1494万ドル/15億6864万円
3位:デロン・ウィリアムズ(ジャズ/全体21位)約1494万ドル/15億6864万円
4位:トニー・パーカー(スパーズ/全体31位)約1350万ドル/14億1745万円
5位:チャンシー・ビラップス(ナゲッツ/全体35位)約1315万ドル/13億8070万円
6位:バロン・デイビス(クリッパーズ/全体36位タイ)約1300万ドル/13億6495万円
7位:スティーブ・ナッシュ(サンズ/全体63位)約1031万ドル/10億8251万円
8位:モー・ウィリアムズ(キャバリアーズ/全体68位)約930万ドル/9億7646万円
9位:ラジョン・ロンド(セルティックス/全体69位)約909万ドル/9億5441万円
10位タイ:カーク・ハインリック(ウィザーズ/全体70位タイ)約900万ドル/9億4496万円
10位タイ:ホセ・カルデロン(ラプターズ/全体70位タイ)約900万ドル/9億4496万円
 
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20年前の年俸トップPGも、今季で見れば全体100位圏外に