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生涯サラリーで歴代トップに立ったレブロン。また“年俸70倍増”にまでのし上がった選手は?【NBAサラリーランキング2021・SF編】〈DUNKSHOOT〉

ダンクシュート編集部

2021.02.14

SF年俸ランキング1位のレブロン(左)は、生涯サラリーでもトップに。そのほかデュラント(右上)が上位につけたほか、ミドルトン(右下)は1年目から約70倍増のサラリーを勝ち取っている。(C)Getty Images

 2019-20シーズンにおけるNBA選手の平均年俸は、1人あたり約832万ドル(約8億6271万円)。これは、全世界のスポーツにおいて最も高額なサラリーであり、同じ北米4大スポーツのMLB(約403万ドル/4億1796万円)やNFL(約326万ドル/3億3810万円)、NHL(約269万ドル/2億7899万円)と比べても、群を抜いた数字となっている。

 そんな"高給取り"が集まるNBAのなかでも、今季(2020-21シーズン)一番多くのサラリーを稼いでいる選手は誰なのか。この企画ではポジション別やチーム別、さらには時代別など、選手たちの"給料事情"を様々な角度から見ていきたいと思う。今回は"スモールフォワード(SF)編"をお届けする。(チーム名はフランチャイズ部分省略。チーム名横の"全体○位"はリーグ全体における年俸順位。参照:HoopsHype)
 
■2020-21シーズン スモールフォワード年俸ランキング
1位:レブロン・ジェームズ(レイカーズ/全体6位)約3922万ドル/41億1594万円
2位:ケビン・デュラント(ネッツ/全体7位)約3906万ドル/40億9915万円
3位:ポール・ジョージ(クリッパーズ/全体9位)約3545万ドル/37億2030万円
4位タイ:カワイ・レナード(クリッパーズ/全体12位タイ)約3438万ドル/36億801万円
4位タイ:ジミー・バトラー(ヒート/全体12位タイ)約3438万ドル/36億801万円
6位:クリス・ミドルトン(バックス/全体17位)約3305万ドル/34億6843万円
7位:アンドリュー・ウィギンズ(ウォリアーズ/全体25位)約2954万ドル/31億8万円
8位:ゴードン・ヘイワード(ホーネッツ/全体35位)約2850万ドル/29億9093万円
9位:オットー・ポーターJr.(ブルズ/全体36位)約2849万ドル/29億8988万円
10位:ブランドン・イングラム(ペリカンズ/全体40位タイ)約2729万ドル/28億6395万円

 各チームのエースたちがズラリと顔を揃えたなかで、トップに立ったのはやはり"キング"レブロン。昨オフにレイカーズと2年8500万ドルの延長契約を結んだことで、来季は自身初となる4000万ドル超え(約4118万ドル)のサラリーを手にする予定だ。ちなみにレブロンは今季から、キャリア総年俸(約3億4386万ドル)でケビン・ガーネット(元ウルブズほか/約3億3430万ドル)を抜き、歴代1位に浮上している。
 
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