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キャブズが本格的にドラモンドのトレードを画策。放出先は渡邊雄太のラプターズなどが候補に〈DUNKSHOOT〉

ダンクシュート編集部

2021.02.16

予想されていたドラモンドの放出だが、いよいよ時間の問題となってきた。(C)Getty Images

 オールスターに2度選出、リバウンド王にも4度輝いたリーグ屈指のセンター、アンドレ・ドラモンド。昨季途中にデトロイト・ピストンズからクリーブランド・キャバリアーズへとトレードされたばかりだが、どうやら2シーズン連続でトレードを経験することになりそうだ。

『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者とブライアン・ウィンドホースト記者が報じたところによると、キャブズは3月25日(日本時間26日、日付は以下同)のトレード・デッドラインまで、ドラモンドをプレーさせるつもりはないとのこと。これはトレードを成立させるためにケガのリスクを回避するのが目的で、キャブズのGM(ゼネラルマネージャー)コビー・アルトマンとドラモンドの代理人が話し合って決定したという。

 キャブズは1月中旬に起きたジェームズ・ハーデン(ブルックリン・ネッツ)絡みのトレードでジャレット・アレンを獲得。将来有望な22歳のセンターを手に入れた時点でドラモンドの放出は時間の問題かと思われたが、いよいよ本腰を上げて引き取り先を探すようだ。
 
 キャブズ側は「まだどのチームとも本格的な交渉はしていない」とのことだが、シャムズ・シャラニア記者によれば、トロント・ラプターズが積極的に獲得に乗り出しているという。ただ、ドラモンドの今季サラリーは約2875万ドルで、トレードで獲得するとなれば多くのアセットを用意しなければならないのが、交渉のハードルを上げているようだ。

 そのほか、もしバイアウトとなった場合はネッツやダラス・マーベリックスが興味を示しているとの情報も出ている。はたしてドラモンドはこの先、どのチームのジャージーを着てプレーするのだろうか?

構成●ダンクシュート編集部

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