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NBA

レブロンが新人時代のオールスター“落選”を回顧「いまだにイライラさせられることはある(笑)」〈DUNKSHOOT〉

ダンクシュート編集部

2021.03.05

17年連続でオールスターに出場中のレブロンが、ルーキーイヤーの落選を振り返った。(C)Getty Images

17年連続でオールスターに出場中のレブロンが、ルーキーイヤーの落選を振り返った。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは長年、NBA界の“キング”として君臨してきた。36歳となった今なおトップクラスのプレーを披露し、誰もがうらやむ栄光を手にしてきたが、果たせなかった数少ない出来事のひとつが、ルーキーでのオールスターゲーム出場だ。その年のオールスターウィークエンドは、本人の中でも楽しさとほろ苦さが混じった思い出のようだ。

 セントビンセント・セントメリー高時代に『スポーツイラストレイテッド』の表紙で“The Chosen One(選ばれし者)”という見出しをつけられて以来、“ネクスト・ジョーダン”の期待を背負い、2003年にドラフト全体1位指名と鳴り物入りでNBAの世界に飛び込んだレブロン。1年目からクリーブランド・キャバリアーズのエースとして、79試合に出場して平均20.9点、5.5リバウンド、5.9アシスト、1.65スティールの成績を残し、盟友のカーメロ・アンソニー(平均21.0点、6.1リバウンド、2.8アシスト)を抑えて新人王に輝いた。
 
 その後、17年にわたって第一線を走り続け、昨季は自身4回目となるリーグ優勝を達成。歴代3位の通算3万5171得点、同8位の9626アシスト、シーズンMVP4回、オールNBAチーム選出16回、オールディフェンシブチーム6回、得点王、アシスト王など、個人タイトルやマイルストーンは枚挙にいとまがない。

 オールスターにも今季を含めて17年連続で選出されているが、唯一ルーキーイヤーにだけ出場が叶わなかった。2月28日(日本時間3月1日)に行われたオンライン会見で2004年のオールスターウィークエンドについて問われたレブロンは、ジョーク気味に当時の想いを明かしている。

「(最初のオールスターウィークエンドは)信じられない経験だった。俺はオハイオの田舎町アクロン出身だ。(2004年の)オールスターは大都市ロサンゼルスで開催された。俺にとっても、家族にとっても、その場にいるのが素晴らしい瞬間だった。もちろん俺はオールスターゲームに出たかったし、いまだにイライラさせられることはある(笑)。でも、乗り越えたよ」
 
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