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完敗を喫したヒート最大の戦犯は?現地メディアがプレーオフの“絶好調&絶不調”男を発表!<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2021.06.02

2018年以来3年ぶりに大舞台に帰ってきたローズは、ホークスとのシリーズで平均22.8点、5.0アシストと全盛期を思わせるパフォーマンスを披露している。(C)Getty Images

2018年以来3年ぶりに大舞台に帰ってきたローズは、ホークスとのシリーズで平均22.8点、5.0アシストと全盛期を思わせるパフォーマンスを披露している。(C)Getty Images

 NBAプレーオフが幕を開けてから約10日間が経過し、6月1日(日本時間2日、日付は以下同)終了時点で、ミルウォーキー・バックスがマイアミ・ヒートをスウィープ、ブルックリン・ネッツがボストン・セルティックスを4勝1敗で下し、イースタン・カンファレンス・セミファイナルへと駒を進めている。

 そんななか、米メディア『HoopsHype』が1日にここまでのポストシーズンにおける好調・不調な選手たちをリストアップした。

 レギュラーシーズンとプレーオフは別物で、エース級の選手であればあるほど、プレーオフでは相手チームから徹底マークに遭うもの。その中で活躍してチームを勝利へ導いてこそ、真のスター選手になると言われている。まずはプレーオフ好調な選手たちから見ていこう(※チーム名は略称)。

■『HoopsHype』が選んだプレーオフ好調な男たち
マイク・コンリー(ジャズ)
デリック・ローズ(ニックス)
ディアンドレ・エイトン(サンズ)
ファクンド・カンパッソ(ナゲッツ)
 
 ジャズ在籍2年目の今季、代替でオールスターに初選出されたコンリーは、古巣グリズリーズとのシリーズ4戦を終えて平均20.0点、4.8リバウンド、10.3アシストにフィールドゴール44.6%、3ポイント53.3%と絶好調。

 エースのドノバン・ミッチェルはバックコートの相棒について「最も大きいのは、彼がものすごく集中していることだと思う。これまでの彼とはまるで違うんだ。昨年のバブル(隔離された地域)よりも、今はさらにレベルを上げたように見える」と称えている。

 ローズはホークスとのシリーズ初戦で17得点、5アシストをマークし、翌第2戦でチームトップの26得点で勝利に貢献すると、翌第3戦からスターターへ昇格。チームはそこから2連敗を喫して1勝3敗と追い込まれたものの、32歳の元オールスターはチームトップの平均22.8点、5.0アシストにフィールドゴール50.7%、3ポイント50.0%と絶好調だ。

 初のプレーオフとなったエイトンは、昨季覇者レイカーズを相手に4戦連続で14得点、10リバウンド以上のダブルダブルをマーク。アルゼンチン代表で司令塔を務めるカンパッソは、ブレイザーズとのシリーズ第4戦終了時点で平均10.8点、4.0リバウンドにチームトップの6.5アシスト、シリーズベストの2.3スティールと貴重な働きを見せている。

 また、ニックス相手に平均27.5点、10.0アシストの活躍でホークスを牽引するトレイ・ヤング、2年ぶりのプレーオフで2戦連続39得点以上をマークしたケビン・デュラント(ネッツ)も見事なパフォーマンスを見せていると言えるだろう。
 
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