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NBA

完敗を喫したヒート最大の戦犯は?現地メディアがプレーオフの“絶好調&絶不調”男を発表!<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2021.06.02

バトラー(右)とアデバヨ(左)らを擁し昨季はファイナルまで勝ち進んだヒートだが、今季はバックス相手に1勝もできず、1回戦で姿を消した。(C)Getty Images

バトラー(右)とアデバヨ(左)らを擁し昨季はファイナルまで勝ち進んだヒートだが、今季はバックス相手に1勝もできず、1回戦で姿を消した。(C)Getty Images

■『HoopsHype』が選んだプレーオフで不調に陥った男たち
ジミー・バトラー(ヒート)
ジュリアス・ランドル(ニックス)
バム・アデバヨ(ヒート)
ケンバ・ウォーカー(セルティックス)

 一方、プレーオフ開幕前に「俺は狂ったように集中している」と意気込み、「相手は俺が(プレーオフになると)別人になると予想している。コートの両エンド、すべての面でね。俺はそれを嬉しく思うよ」と口にしていたバトラー率いるヒートは、バックスにまさかのスウィープ(0勝4敗)敗退。

 昨季ヒートをNBAファイナルへと導いた闘将は、平均14.5点にフィールドゴール29.7%、3ポイント26.7%と絶不調。ドリュー・ホリデー、クリス・ミドルトン、ヤニス・アデトクンボ、PJ・タッカーというバックスが送り込んだ守備巧者たちの前にタフショットを強いられ、1勝もできずにシーズンを終えた。
 
 今季ニックスを8年ぶりのプレーオフ進出に導き、MIP(最も成長した選手)に輝いたランドルも、ホークスとのシリーズ4試合を終えて平均16.8点、11.3リバウンド、4.3アシスト、フィールドゴール27.4%、3ポイント33.3%と不振。

 ジョン・コリンズ相手にはフィールドゴール75.0%(9/12)の計21得点ながら、ベテランのダニーロ・ガリナーリとのマッチアップではわずか12.5%(1/8)の計5得点。スイッチからヤングへ攻め込むも、フィールドゴール41.7%(5/12)の計10得点と決め切れずにいる。

 そのほか、アデバヨはシリーズ平均15.5点、9.3リバウンド、4.3アシストと不完全燃焼、ウォーカーはヒザを痛めたことでネッツとの第4、5戦を欠場。シリーズ平均12.7点、4.0アシストにフィールドゴール31.7%、3ポイント17.6%と不発に終わり、2年連続でケガに泣かされることとなった。

文●秋山裕之(フリーライター)

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