6月4日(日本時間5日、日付は以下同)、ポートランド・トレイルブレイザーズは、今季まで9シーズン指揮を執ったテリー・ストッツ・ヘッドコーチ(HC)と決別することを発表した。
2012-13シーズンからブレイザーズの指揮官へ就任したストッツは、今季までチームを8シーズン連続でプレーオフ出場に導き、一昨季には2000年以来となるカンファレンス・ファイナルにも進出。だが昨季はロサンゼルス・レイカーズに1勝4敗、今季もデンバー・ナゲッツの前に2勝4敗と、2年連続でプレーオフ・ファーストラウンド敗退に終わっていた。
とはいえ、ストッツはレギュラーシーズンで計720試合を指揮し、通算402勝318敗(勝率55.8%)と、フラチャイズ史上2番目に高い勝率を残している。彼を唯一上回るのは、通算445試合を指揮して291勝154敗(勝率65.4%)を記録したリック・アデルマンのみ。ストッツはブレイザーズを強豪に押し上げたと言っていいだろう。
ストッツ就任とともにNBAキャリアをスタートさせたデイミアン・リラードは、今年のプレーオフ開幕を前に、指揮官交代の噂について『The Athletic』にこう話していた。
「毎年この位置まで来たら、いつだって重要なんだ。どんな時であろうと査定になってしまうからね。『俺たちはここからどこへ向かっていくというんだ?』『俺たちはやるべきことをこなしたと言えるのか?』『このチームに必要な変化は何なんだ?』それが俺の頭のなかにある思いさ。変化というのが選手たちを動かし、コーチ陣を代えることなのかはわからない。NBAではなんだって起こり得る。変化が成長を促すこともあるし、自分自身を向上させるチャンスにもなるかもしれない。でも、俺は自分たちが多くのことをやってきたと思っている」
今季もブレイザーズはストッツの下、リラードとCJ・マッカラムというリーグ屈指のバックコートデュオを中心に奮闘。その周囲をユスフ・ヌルキッチ、ロバート・コビントン、ノーマン・パウエル、カーメロ・アンソニー、エネス・カンターらが固め、近年では最高級とも言えるロースターを揃えたが、1回戦で散ったことで現行体制の限界に達したと見ることもできる。
2012-13シーズンからブレイザーズの指揮官へ就任したストッツは、今季までチームを8シーズン連続でプレーオフ出場に導き、一昨季には2000年以来となるカンファレンス・ファイナルにも進出。だが昨季はロサンゼルス・レイカーズに1勝4敗、今季もデンバー・ナゲッツの前に2勝4敗と、2年連続でプレーオフ・ファーストラウンド敗退に終わっていた。
とはいえ、ストッツはレギュラーシーズンで計720試合を指揮し、通算402勝318敗(勝率55.8%)と、フラチャイズ史上2番目に高い勝率を残している。彼を唯一上回るのは、通算445試合を指揮して291勝154敗(勝率65.4%)を記録したリック・アデルマンのみ。ストッツはブレイザーズを強豪に押し上げたと言っていいだろう。
ストッツ就任とともにNBAキャリアをスタートさせたデイミアン・リラードは、今年のプレーオフ開幕を前に、指揮官交代の噂について『The Athletic』にこう話していた。
「毎年この位置まで来たら、いつだって重要なんだ。どんな時であろうと査定になってしまうからね。『俺たちはここからどこへ向かっていくというんだ?』『俺たちはやるべきことをこなしたと言えるのか?』『このチームに必要な変化は何なんだ?』それが俺の頭のなかにある思いさ。変化というのが選手たちを動かし、コーチ陣を代えることなのかはわからない。NBAではなんだって起こり得る。変化が成長を促すこともあるし、自分自身を向上させるチャンスにもなるかもしれない。でも、俺は自分たちが多くのことをやってきたと思っている」
今季もブレイザーズはストッツの下、リラードとCJ・マッカラムというリーグ屈指のバックコートデュオを中心に奮闘。その周囲をユスフ・ヌルキッチ、ロバート・コビントン、ノーマン・パウエル、カーメロ・アンソニー、エネス・カンターらが固め、近年では最高級とも言えるロースターを揃えたが、1回戦で散ったことで現行体制の限界に達したと見ることもできる。
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