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NBA

「クリッパーズはステイプルズの一員じゃない」シャックとオリーがLAのライバル球団を一刀両断!<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2021.06.13

優勝経験のないクリッパーズを「ステイプルズの一員とは認めない」とシャック(右から2番目)とオリー(中央)は話す。一方で彼らを応援する唯一の理由として、ルー(左)の存在を挙げた。(C)Getty Images

優勝経験のないクリッパーズを「ステイプルズの一員とは認めない」とシャック(右から2番目)とオリー(中央)は話す。一方で彼らを応援する唯一の理由として、ルー(左)の存在を挙げた。(C)Getty Images

 6月12日(日本時間13日、日付は以下同)、ロサンゼルス・クリッパーズは本拠地ステイプルズ・センターで行なわれたユタ・ジャズとのウエスタン・カンファレンス・セミファイナル第3戦に、132-106で勝利。シリーズ初勝利(1勝2敗)を飾った。

 クリッパーズはカワイ・レナードがゲームハイの34得点に12リバウンド、5アシスト、2スティール、ポール・ジョージも3ポイント6本を含む31得点に5アシストと、両輪が大暴れ。さらにニコラ・バトゥームとレジー・ジャクソンがそれぞれ17得点をマークし、チーム全体のフィールドゴール成功率56.2%(50/89)、3ポイント成功率52.8%(19/36)と、高確率なショットでジャズの守備陣を粉砕した。

 そんななか、10日に配信されたシャックことシャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)のポッドキャスト番組『The Big Podcast with Shaq』に、元チームメイトのロバート・オリー(元レイカーズほか)がゲスト出演。今年のプレーオフ、2人の古巣レイカーズはケガ人に悩まされ、ファーストラウンドでフェニックス・サンズの前に2勝4敗で敗退。昨年に続きクリッパーズとのLA対決は実現しなかった。そして、レイカーズの代わりに、同じロサンゼルスに本拠地を置くクリッパーズを応援するか聞かれた2人は「それはない」と、口裏を合わせたかのように即答している。
 
「俺がクリッパーズを応援するとしたら、理由はひとつしかない。(ヘッドコーチの)タイ(タロン)・ルーがいるからだ。彼はLAで俺たちとともにチャンピオンシップを勝ち取った。でも理由はそれくらいだ。クリッパーズはステイプルズ・センターにバナーを掲げることができていないじゃないか。つまり、彼らはステイプルズの一員じゃないってことさ」

 現役時代、クラッチタイムに無類の勝負強さを発揮し”ビッグショット・ロブ”として恐れられたオリーは、2000、01年にレイカーズで優勝を分かち合ったルーがクリッパーズにいることを応援できる理由に挙げた。一方で、彼らがこれまで1度も優勝していないことを辛口批評している。
 
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