7月26日、バスケットボール日本代表は、スペイン代表とのオリンピック初戦に挑んだ。
日本は45年ぶりの舞台で八村塁がチームトップの20得点、渡邊雄太が19得点、8リバウンド、3アシスト、5スティールとNBA選手2人が躍動。2桁得点はこの2人のみだったが、富樫勇樹とエドワーズ・ギャビン、金丸晃輔が8得点、馬場雄大が7得点、5アシストと続いた。しかし、第2クォーター残り5分半からスペインに19-0のランを許したこと、相手ポイントガードのリッキー・ルビオに20得点、9アシストを奪われたことが響き、77-88で敗退した。
結果だけを見れば"1敗"だが、第2クォーター序盤には一時同点に追いつき、後半には最大24点のビハインドから持ち直し、一時9点差まで迫るなど"完敗"ではなかった。八村、渡邊の2人を中心に世界ランキング2位、2019年のワールドカップ覇者の強豪相手に最後まで食い下がり、次戦につながる戦いを見せたと言っていいだろう。
スタッツではリバウンド(32-42)やペイントエリアの得点(24-48)でスペインに大差をつけられた一方で、激しいディフェンスで相手を苦しめ、ターンオーバーからの得点は15-8、ファーストブレイクポイントも18-10と上回り、日本らしさも見られた。
試合後に渡邊は「第2クォーター終盤にスペインに走られてしまった。あのようなプレーは日本としては絶対にやられてはいけなかった」と反省点を述べた。その一方で、「戦えていた時間はあった」と手応えも感じているようだった。
日本の2戦目の相手は世界ランク16位のスロベニア。渡邊は相手について「ルカ・ドンチッチというスーパースターがいて、そこをどう止めるかという話になるけれど、1番大切なのは自分たちが何をしなければいけないか。彼は凄いプレーヤーなので、得点やアシスト、リバウンドはある程度取ってくる。その中で彼に惑わされずに自分たちのバスケットを40分間貫ければ絶対チャンスはあると思う」とキーポイントを語った。
頼もしいリーダーの下、着実に成長を続ける日本はスペイン戦で見えた課題を修正し、スロベニア戦で45年ぶりの五輪勝利を掴むことができるか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
日本は45年ぶりの舞台で八村塁がチームトップの20得点、渡邊雄太が19得点、8リバウンド、3アシスト、5スティールとNBA選手2人が躍動。2桁得点はこの2人のみだったが、富樫勇樹とエドワーズ・ギャビン、金丸晃輔が8得点、馬場雄大が7得点、5アシストと続いた。しかし、第2クォーター残り5分半からスペインに19-0のランを許したこと、相手ポイントガードのリッキー・ルビオに20得点、9アシストを奪われたことが響き、77-88で敗退した。
結果だけを見れば"1敗"だが、第2クォーター序盤には一時同点に追いつき、後半には最大24点のビハインドから持ち直し、一時9点差まで迫るなど"完敗"ではなかった。八村、渡邊の2人を中心に世界ランキング2位、2019年のワールドカップ覇者の強豪相手に最後まで食い下がり、次戦につながる戦いを見せたと言っていいだろう。
スタッツではリバウンド(32-42)やペイントエリアの得点(24-48)でスペインに大差をつけられた一方で、激しいディフェンスで相手を苦しめ、ターンオーバーからの得点は15-8、ファーストブレイクポイントも18-10と上回り、日本らしさも見られた。
試合後に渡邊は「第2クォーター終盤にスペインに走られてしまった。あのようなプレーは日本としては絶対にやられてはいけなかった」と反省点を述べた。その一方で、「戦えていた時間はあった」と手応えも感じているようだった。
日本の2戦目の相手は世界ランク16位のスロベニア。渡邊は相手について「ルカ・ドンチッチというスーパースターがいて、そこをどう止めるかという話になるけれど、1番大切なのは自分たちが何をしなければいけないか。彼は凄いプレーヤーなので、得点やアシスト、リバウンドはある程度取ってくる。その中で彼に惑わされずに自分たちのバスケットを40分間貫ければ絶対チャンスはあると思う」とキーポイントを語った。
頼もしいリーダーの下、着実に成長を続ける日本はスペイン戦で見えた課題を修正し、スロベニア戦で45年ぶりの五輪勝利を掴むことができるか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部