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NBA

“早熟の逸材”——ペニー、ローズ、エバンスらが並ぶメンフィス大の歴代ベストメンバー<DUNKSHOOT>

出野哲也

2021.08.23

ローズ(右)やペニー(左上)、エバンス(左下)など、メンフィス大は故障や伸び悩みに泣いた逸材が多いのが特徴かもしれない。(C)Getty Images

ローズ(右)やペニー(左上)、エバンス(左下)など、メンフィス大は故障や伸び悩みに泣いた逸材が多いのが特徴かもしれない。(C)Getty Images

 1910年に創設され、NBA(1946年)より古い歴史を持つNCAA(全米大学体育協会)は、プロを目指す若手選手たちにとってNBA入りの“王道ルート”であり、時代を問わず何人ものスーパースターをNBAに送り出してきた。

 では、カレッジとNBAで実績を残した選手を対象に、大学別に最強メンバーを選出した場合、どんな顔ぶれになるのか。『THE DIGEST』では、双方に精通する識者に依頼し、各大学のベストメンバーを選んでもらった。

 今回は“メンフィス大編”だ。これまでNCAAトーナメントの優勝経験こそないものの、準優勝は2度達成し、NBAにも数名のスター選手を輩出している。ただ、今回ベストメンバーに選ばれた顔ぶれを見ると、ケガに泣いた俊英や伸び悩んだ逸材など、“惜しい”プレーヤーが多いのが特徴かもしれない。
 
【ポイントガード】
デリック・ローズ
1988年10月4日生。188センチ・91キロ
カレッジ成績:40試合、平均14.9点、4.5リバウンド、4.7アシスト
NBA成績:646試合、平均18.5点、3.3リバウンド、5.5アシスト

 メンフィス大に入学した2007-08シーズンに、1年生ながら正PG(ポイントガード)としてNCAAトーナメントで活躍し準優勝の立役者となる。同年、NBAドラフトで同大学史上初の全体1位指名を受け、生まれ故郷のシカゴ・ブルズに入団。小柄ながらも抜群の身体能力を駆使し、平均16.8点、6.3アシストをあげ新人王を受賞した。

 3年目の2010-11シーズンには平均25.0点、7.7アシストまで数字を伸ばし、ブルズをカンファレンス最高勝率に導いて史上最年少の22歳6か月でシーズンMVPを受賞。しかし、スーパースターの階段を着実に上っていたさなか、左ヒザの前十字靱帯を断裂する重傷を負って2012-13シーズンは全休。その後も今度は右ヒザを痛めるなど、何度となくケガに祟られ続け、引退の噂すら流れた。

 だが最低年俸でミネソタ・ティンバーウルブズに加わった2018年、10月31日のユタ・ジャズ戦で50得点。「ローズは今でもスーパーヒーロー」とレブロン・ジェームス(ロサンゼルス・レイカーズ)も感動したほどの、奇跡的な復活を遂げた。現在もニューヨーク・ニックスで活躍している。
 
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ケガに泣いたペニー、伸び悩んだエバンス

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