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NBAルール変更の影響は?グリーンは好意的な見解「酷いコールのないバスケに満足している」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.11.01

ルール変更により故意的なファウルドローがなくなった現在のNBAに、グリーンは満足しているようだ。(C)Getty Images

ルール変更により故意的なファウルドローがなくなった現在のNBAに、グリーンは満足しているようだ。(C)Getty Images

 NBAでは今季から、ファウルドローに関するルールを変更している。オフェンス側が故意にディフェンダーにぶつかり、ファウルを誘ってフリースローを獲得する行為を禁止したのだ。これにより、そういったプレーを得意とするジェームズ・ハーデン(ブルックリン・ネッツ)やトレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)らのフリースロー試投数は、昨季と比べ減少傾向にある。

 このルール変更について、ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは好意的に受け止めているようだ。現地時間10月30日(日本時間31日)のオクラホマシティ・サンダー戦後の会見で、リーグ屈指のディフェンダーは「現状に満足している」と切り出し、こう続けた。
 
「今までのような酷いコールなしでバスケットボールの試合を観ることができて、どれほど満足していることか。悪いな、会見では悪口を言ってはいけないんだろ?だけど、あのような酷いコールがない状態でゲームが観られることに、どれだけ満足しているかを言ってもいいか?ゲーム中にズルをして、人を掴んでファウルを取るような連中がいる。今年のバスケットボールは本当に楽しく観れるよ。

 NBAはあまりにもフロッピングが多く、フリースローを得るためにゲームをごまかしている男たちがいたから、あまり観なくなっていたんだ。そこにメスを入れたのは素晴らしいことだと思うね」

 ディフェンスを身上とするグリーンからすれば、ディフェンダーにわざと腕を絡めたり、大袈裟に倒れこんでファウルを誘う選手たちのプレーには我慢ならなかったのだろう。今季はまだ始まったばかりで、選手やレフェリーたちは新ルールに適応している最中だが、はたしてこのまま“クリーンなバスケットボール”は継続されるだろうか。

構成●ダンクシュート編集部

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