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ヤングが今季3度目の週間MVP!ヨキッチは通算受賞回数で球団トップに浮上|NBA第24週

ダンクシュート編集部

2022.04.05

第24週の週間最優秀選手に選ばれたホークスのヤング(左)とナゲッツのヨキッチ(右)。(C)Getty Images

 現地時間4月4日(日本時間5日、日付は以下同)、NBAがシーズン第24週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからアトランタ・ホークスのトレイ・ヤング、ウエスタン・カンファレンスからデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチが選出された。

 3月28日から4月3日の期間中、4試合に出場したヤングは平均30.3点、3.3リバウンド、10.8アシストをマーク。チームを4戦全勝に導き、今季3回目(通算6回目)の週間MVPに輝いた。なお、1シーズンで3度の受賞は1987-88シーズンのドミニク・ウィルキンス以来、球団史上2人目の快挙となった。

 ヤングは3月28日のインディアナ・ペイサーズ戦で14得点、今季自己最多の16アシストをあげると、30日のオクラホマシティ・サンダー戦では41得点を奪取。激しいプレーオフ争いを演じるクリーブランド・キャバリアーズ、ブルックリン・ネッツとの大一番でも、ともにチーム最多の得点とアシストを記録する八面六臂の働きを見せた(キャブズ戦で30得点・9アシスト、ネッツ戦で36得点・10アシスト)。

 4試合を通じたフィールドゴール成功率は46.2%(36/78)、3ポイント成功率35.9%(14/39)、フリースロー成功率92.1%(35/38)。また、キャブズ戦を終えた時点で、球団では1992-93シーズンのウィルキンス以来となる、シーズン2000点以上を記録した選手となった。

 前週から5連勝を飾ったホークスは、41勝37敗でイースト8位に浮上。残り4試合で7位のキャブズに1.5ゲーム差まで迫っている。
 
 ナゲッツの3勝1敗に貢献したヨキッチは、4試合で平均34.8点、17.3リバウンド、8.5アシスト、2.00スティールをマーク。今季2回目(通算11回目)の受賞となり、通算受賞回数でカーメロ・アンソニー(10回/現レイカーズ)を抜いて球団史上1位に浮上した。

 昨季のシーズンMVPは、3月28日のシャーロット・ホーネッツ戦で26得点、19リバウンド、11アシストを記録し、今季リーグ最多19回目のトリプルダブルを達成。4月3日のロサンゼルス・レイカーズ戦では36得点、18リバウンド、6アシスト、3スティール、2ブロックという大車輪の働きで逆転勝利に導いた。

 4試合を通じたフィールドゴール成功率は67.1%(53/79)、フリースロー成功率76.7%(33/43)。リーグ史上最長タイとなる3試合連続の35得点以上+FG成功率65%以上の成績で同週を締めくくった。

 ナゲッツは47勝32敗でウエスト5位。残り3試合で、プレーオフ自動進出枠を争う7位ウルブズとは2ゲーム差となっている。

構成●ダンクシュート編集部
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