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【NBA】ホームに戻ったサンズが第3クォーターの猛攻でマブズに快勝。カンファレンス決勝進出に王手!<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.05.11

サンズはエースのブッカーがチーム最多の28得点をあげ、シリーズ突破に王手をかけた。(C)Getty Images

 現地時間5月10日、アリゾナ州フェニックスのフットプリント・センターでフェニックス・サンズとダラス・マーベリックスのカンファレンス準決勝第5戦が行なわれた。

 それぞれホーム連勝し2勝2敗のタイで迎えたこの試合、第1クォーターはサンズのデビン・ブッカーが12得点、マブズのルカ・ドンチッチが11得点と両エースが得点を重ね、マブズが26-23と3点リードで終了。

 第2クォーターに入るとマブズは控えのダービス・ベルターンスの連続3ポイント(1本はファウルを誘って4ポイントプレー)などでリードを8点に拡大。しかし、サンズもディアンドレ・エイトンのフックシュートやブッカーのダンクで点差を縮め、残り1分50秒にはキャメロン・ジョンソンのジャンパーで逆転し、49-46とリードを奪って前半を終えた。

 第3クォーター序盤、ドンチッチとジェイレン・ブランソンの得点でマブズは1点差に詰め寄る。だが、ここからサンズはエースのブッカーとセンターのエイトンを中心に17-0のビッグラン。一方のマブズは7分間で5点しか奪えず、ディフェンスではブッカーに対するドリアン・フィニー・スミスのファウルがフレイグラントと判定されるなど、攻守で手詰まり状態に。
 
 終盤にはブッカーが3ポイントを決めて78-54。マブズもブランソンの連続得点で追い上げを試みるものの、ブッカーとエイトンの2人で20得点を稼いだサンズは、このクォーターで33-14とし82-60と大差をつけた。

 最終クォーターは司令塔のクリス・ポールとブッカーが巧みにゲームをコントロール。マブズは残り4分半にドンチッチら主力をベンチに下げ、白旗を掲げた。

 110-80と快勝しカンファレンス決勝進出に王手をかけたサンズは、ブッカーが28得点、7リバウンド、エイトンが20得点、9リバウンド、ミカル・ブリッジズが14得点、ジョンソンが12得点、ポールが10アシストをマーク。

 マブズはドンチッチが28得点、11リバウンド、ブランソンが21得点、7リバウンド、ベルターンズが10得点をあげたが、フィールドゴール成功率38%に終わり、今プレーオフ最少の80得点。第3クォーターに12個のターンオーバーを犯し、そこから18得点を奪われ、さらにチーム全体で9アシスト(サンズは28本)に終わった。

 第6戦は5月12日(日本時間13日)、舞台をダラスに移して行なわれる。

構成●ダンクシュート編集部
 
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