NBAは現在、若手の登竜門であるサマーリーグが行なわれており、各チームのスター選手にとっては束の間のオフシーズンとなっている。
もっとも、一部の海外組は“夏休み”を返上。母国の代表活動で精力的に汗を流している。
その代表格がダラス・マーベリックスのスーパースター、ルカ・ドンチッチだ。23歳の“神童”は、5月のプレーオフ敗退後から間もなく、母国スロベニアの代表活動参加を表明。宣言通り、先日のワールドカップ予選では2試合に出場し勝利をもたらした。
まずは6月30日のクロアチア戦。地元のリュブリャナで行なわれた一戦で、ドンチッチは21得点、8リバウンド、10アシストをマーク。ボーヤン・ボグダノビッチ(ユタ・ジャズ)やイビツァ・ズバッツ(ロサンゼルス・クリッパーズ)ら同じNBAプレーヤーを擁する強敵を寄せつけず、97-69の快勝に導いた。
続く7月3日のスウェーデン戦では持ち前の得点力を発揮。84-81と思わぬ苦戦を強いられたなかで、36分間プレーしいずれもチームトップとなる31得点、10リバウンド、6アシストを叩き出した。
この予選Window3で2連勝を飾ったスロベニアは、4勝2敗で1次予選を突破。グループCの2位で2次予選に駒を進めた。8月から始まる2次予選では、グループDを勝ち抜いたドイツ、イスラエル、エストニアと対戦。ここで6チーム中3位以内に入れば、来年8月に日本を含むアジア3か国で開催されるワールドカップ本大会に出場できる。
スロベニアではドンチッチのほかにも、先日シカゴ・ブルズへの移籍が発表されたゴラン・ドラギッチが代表復帰を果たし、2試合で平均19.5点を記録。2人は9月1日から始まるユーロバスケット(欧州選手権)でも連覇を目指して共闘するのか注目される。
彼ら以外にも、今夏のワールドカップ予選にはカナダのシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(オクラホマシティ・サンダー)やドワイト・パウエル(マーベリックス)、アルゼンチンのファクンド・カンパッソ(FA)、プエルトリコのホセ・アルバラード(ニューオリンズ・ペリカンズ)、フィンランドのラウリ・マルカネン(クリーブランド・キャバリアーズ)、ドイツのデニス・シュルーダー(FA)ら多くのNBAプレーヤーが出場した。
トロント・ラプターズからFAになった渡邊雄太も代表活動に熱心なNBA選手の1人で、7月12日開幕のアジアカップ参戦が決定。夏の間も母国のために奮闘する彼らの活躍から目が離せない。
構成●ダンクシュート編集部
もっとも、一部の海外組は“夏休み”を返上。母国の代表活動で精力的に汗を流している。
その代表格がダラス・マーベリックスのスーパースター、ルカ・ドンチッチだ。23歳の“神童”は、5月のプレーオフ敗退後から間もなく、母国スロベニアの代表活動参加を表明。宣言通り、先日のワールドカップ予選では2試合に出場し勝利をもたらした。
まずは6月30日のクロアチア戦。地元のリュブリャナで行なわれた一戦で、ドンチッチは21得点、8リバウンド、10アシストをマーク。ボーヤン・ボグダノビッチ(ユタ・ジャズ)やイビツァ・ズバッツ(ロサンゼルス・クリッパーズ)ら同じNBAプレーヤーを擁する強敵を寄せつけず、97-69の快勝に導いた。
続く7月3日のスウェーデン戦では持ち前の得点力を発揮。84-81と思わぬ苦戦を強いられたなかで、36分間プレーしいずれもチームトップとなる31得点、10リバウンド、6アシストを叩き出した。
この予選Window3で2連勝を飾ったスロベニアは、4勝2敗で1次予選を突破。グループCの2位で2次予選に駒を進めた。8月から始まる2次予選では、グループDを勝ち抜いたドイツ、イスラエル、エストニアと対戦。ここで6チーム中3位以内に入れば、来年8月に日本を含むアジア3か国で開催されるワールドカップ本大会に出場できる。
スロベニアではドンチッチのほかにも、先日シカゴ・ブルズへの移籍が発表されたゴラン・ドラギッチが代表復帰を果たし、2試合で平均19.5点を記録。2人は9月1日から始まるユーロバスケット(欧州選手権)でも連覇を目指して共闘するのか注目される。
彼ら以外にも、今夏のワールドカップ予選にはカナダのシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(オクラホマシティ・サンダー)やドワイト・パウエル(マーベリックス)、アルゼンチンのファクンド・カンパッソ(FA)、プエルトリコのホセ・アルバラード(ニューオリンズ・ペリカンズ)、フィンランドのラウリ・マルカネン(クリーブランド・キャバリアーズ)、ドイツのデニス・シュルーダー(FA)ら多くのNBAプレーヤーが出場した。
トロント・ラプターズからFAになった渡邊雄太も代表活動に熱心なNBA選手の1人で、7月12日開幕のアジアカップ参戦が決定。夏の間も母国のために奮闘する彼らの活躍から目が離せない。
構成●ダンクシュート編集部